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ホーム >  管理栄養士コラム >  旬の夏野菜を食べよう

旬の夏野菜を食べよう


梅雨が明け、いよいよ夏本番です。
夏野菜には疲労回復や食欲増進などの作用を持つ栄養成分が含まれています。

旬の野菜の魅力

夏野菜

1.価格が安い
 旬の野菜は収穫量が多いため市場に出回る数が多く、余計な維持費も抑えられるため
 値段も比較的安い点が特徴です。
 季節外れの野菜は、ハウス栽培による光熱費や遠方からの輸送費など生産コストが
 高くなりがちです。

2. おいしい
 「香り」や「うま味」などが豊富で、濃い味わいを楽しむことができます。
 少ない調味料でも十分に料理が引き立ち、おいしく食べられます。
3. 栄養価が高い
 旬の時期には食材が最も成熟し、栄養価が高くなります。
 野菜によっては通年で市場に出回っているものもありますが、同じ野菜でも季節によって栄養の含有量が異なります。
 例えば、トマトは夏にカロテンの含有量が高く、少ない時期と比較すると約2倍にもなります。
 ※カロテン・・・強い抗酸化作用を持つ成分

トマトのカロテン含有量の月別比較

 
 
 
 
 
 
 
 
辻村卓 他著「出回り期が⾧い食用植物のビタミンおよびミネラル含有量の通年成分変化[1] ビタミン,71巻2号,1997」のデータをもとに作成

夏野菜に含まれる栄養

トマト 赤い色の成分リコピンには抗酸化作用があり、老化や生活習慣病の原因となる活性酸素を抑える働きがある。
加熱したり油と一緒にとると体に吸収されやすい。
きゅうり 約95%が水分で体を冷やす効果がある。
またナトリウムの排泄を助けるカリウムを含むため、高血圧の予防やむくみの改善が期待できる。
なす 皮に含まれるポリフェノール成分のナスニンは、活性酸素の働きを抑えるといわれている。
ナスニンは水に溶け出しやすいため、油で料理するのがおすすめ。
ゴーヤ 加熱しても壊れにくいビタミンCが豊富。ビタミンCは免疫力を高める効果が期待できる。
苦み成分は胃液の分泌を促して食欲を増進させる作用がある。
ピーマン 加熱しても壊れにくいビタミンCのほか、ビタミンCを吸収しやすくするビタミンP、
免疫力を高めるといわれるカロテンも含んでいる。
太陽をいっぱい浴びて育った旬の夏野菜を食べて、暑い夏を乗り切りましょう!

聖隷健康診断センター 管理栄養士
アムルバ 友紀

2024.7.22掲載

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