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ホーム >  管理栄養士コラム >  きのこを食べよう

きのこを食べよう


天高く馬肥ゆる秋。
みなさん、秋の味覚を楽しんでいますか?
秋の味覚の中で、今回はさまざまな魅力をもつ“きのこ”についてご紹介します。
 

種類が豊富

秋の味覚きのこ

日本には約4000~5000種類のきのこが存在し、食用としては約100種類あるといわれています。
代表的なものには、しいたけ、ぶなしめじ、舞茸、えのきたけ、エリンギなどがあります。最近では、ホワイトぶなしめじやはなびら茸なども見かけるようになりました。他にも味噌汁でお馴染みのなめこや中華料理でよく使われるきくらげなどもあります。
それぞれ食感や風味が異なるので、調理方法や味付けの工夫次第で色々な変化を楽しむことができます。
焼いても煮ても蒸しても揚げても美味しくいただくことができ、他の食材とも相性がいい万能な食材です。

低エネルギー

100gあたり20kcal前後と低エネルギーです。
かさまし食材としてエネルギーコントロールができるので、減量したい方にもおすすめです。食べ応えがあるので、満腹感が得られやすく食べ過ぎ防止になります。

旨味成分

きのこには、グアニル酸が含まれています。これは、昆布のグルタミン酸や鰹節のイノシン酸と同じ旨味成分の仲間です。この旨味成分は干すことにより増加します。
出汁としても利用可能で風味を生かし、薄味でも素材の味を感じることができるため、減塩効果も期待できます。
また、冷凍すると酵素の働きにより加熱後の香りや旨味が増すので、まとめ買いしたときには冷凍保存して活用するのがおすすめです。

健康効果

骨粗鬆症予防、便通改善やコレステロール低下作用、免疫力アップ、疲労回復などがあります。

これから温かい汁物や鍋物の登場回数が増えるこの時期、みなさんの食卓の定番食材としてきのこを取り入れてみませんか。

きのこを使った汁物と鍋料理

聖隷健康サポートセンターShizuoka 管理栄養士
杉山 悦子

2024.11.1掲載