無理なく節約できる食材選び術
食料品の値上げが続き、毎日の食材選びに悩む人も多いのではないでしょうか。
今回は、食費を抑えつつ、必要な栄養素を摂取するためのおすすめの方法をご紹介します。
安価で栄養豊富な食材を選びましょう
主菜におすすめ
- 大豆製品(豆腐、厚揚げ、高野豆腐など)
- 鶏むね肉、ささみ
- 白身魚、鮭、ちくわなどの練り製品
一般的にコストがかさみやすい主菜の中でも、比較的低価格で、高たんぱくです。
例えばこんな使い方も
- 筑前煮などの煮物 → 肉の一部を厚揚げで代用
- ハンバーグなどのひき肉料理 → 高野豆腐やつぶしたはんぺんを混ぜる
副菜におすすめ
- 旬の野菜
例えば、旬の冬に収穫されるほうれん草は、夏に収穫されたものと比べると、ビタミンCが約3倍多く含まれます。
季節 | 旬の野菜 |
春 | キャベツ、アスパラガス、たけのこ、そらまめなど |
夏 | レタス、トマト、きゅうり、ピーマン、なす、ゴーヤなど |
秋 | にんじん、じゃがいも、ごぼうなど |
冬 | 白菜、だいこん、ブロッコリー、ほうれん草、小松菜など |
- 冷凍野菜や乾物
また、栄養が損なわれることも少なく、切り干し大根や干し椎茸など、乾物にすることで栄養やうま味がアップする食材もあります。
健康を維持しながら、無理なく節約する術のひとつとして、今回ご紹介したような食材選びを取り入れてみてはいかがでしょうか。
出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
聖隷健康診断センター 健康支援課
管理栄養士 神戸 裕香子
2025.3.3掲載
出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
聖隷健康診断センター 健康支援課
管理栄養士 神戸 裕香子
2025.3.3掲載