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「浮月楼」と創る“健康体験食”


聖隷健康サポートセンターShizuokaでは、管理栄養士が食事量や野菜量、塩分、バランスなどを考慮し、普段の食事を見直していただくことを目的にした“健康体験食”をご提供しています。また今年度は、「フレイル予防」をテーマとした食事を考案いたしました。
※フレイル:加齢により心身の活力が低下した状態

フレイルを予防するための食事のポイントと健康体験食

①たんぱく質の摂取
筋肉量を維持するためには、肉・魚・卵・大豆製品など1食あたり「片手1杯分」のたんぱく質を摂取することが大切です。1食に必要な目安となる量を使用しています。
②食材の彩りや食感を楽しむ
カラフルな食材や歯ごたえのある根菜類は、目や食感からも食事を楽しむことができます。沢煮椀の千切り野菜やサラダのレンコンチップにより、食材を楽しめるように工夫しています。
③多様な食材を摂取する
多様な食材をとることが大切です。偏りなくバランスよく食べるために、茶碗蒸しには5種類の具材が入っています。また、サラダには5種類、汁物には4種類の野菜を使用しています。
「浮月楼」と人間ドックの食事をコラボレーションしてから、今年で3年目になります。料理長がこだわる「和食の魅力」を取り入れています。和食とは、食材を選ぶことから始まり、栄養を考えながら料理を組み立てます。比較的低カロリーで、各種の栄養素をバランスよく摂取することができます。

和食の魅力を取り入れた健康体験食

★基本味★
味付けは甘味・塩味・酸味・苦味・うま味を大切に、バランスをとっています。
★だし★
3種類(まぐろ、かつお、鶏)のだしを使用しています。
和食には欠かすことのできない「だし」を活かした料理は、減塩にも効果的です。

近年、日本の食卓では食の欧米化が加速しています。和食離れが進んでいる今だからこそ、和食の魅力を感じていただける「健康体験食」をぜひご賞味ください。
食事を楽しみの1つに、聖隷健康サポートセンターShizuokaにて人間ドックをご受診ください。
(聖隷健康サポートセンターShizuoka 管理栄養士 藤野 桃香)