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女性検診推進プロジェクト


聖隷予防検診センターでは、女性が検診を受けやすい環境を作るため、女性検診推進プロジェクトを開催しています。

聖隷予防検診センターの女性検診プロジェクトメンバーに聴く
「レディスデー」・「ファースト・ママ検診」へかける思い

インタビューの様子

聖隷予防検診センター 女性検診推進プロジェクトメンバーの、諏訪香医師、放射線課 齋藤忍技師、顧客サービス課 太田陽子さんに、聖隷予防検診センターならではの取り組みである「レディスデー」・「ファースト・ママ検診」へかける思いを聴きました。

レディスデーとは

年間5回土・日に実施している女性限定の受診日。人間ドックと婦人科検診を受けることができ、スタッフは診察以外すべて女性が対応。


ファースト・ママ検診とは

主に小学生以下のお子様を持つ方を対象に短時間で婦人科検診が受診でき、子どもが帰宅する前に帰ることができる取り組み。2018年1月~2月にテスト的に実施。

子宮頸がん・乳がんのピークは若い世代にある

レディスデー、ファースト・ママ検診を導入したきっかけを教えてください。
諏訪医師
子宮頸がんは40代前半、乳がんは40代後半にピークがあり、いずれも若い人に多いがんです。しかし、その人たちは健康に対する不安も少なく、検診意識に乏しい世代。そのような人たちに、検診を受けてみようと思ってもらう動機付けができないかと考えたことが導入のきっかけです。

若い世代は婦人科検診を受ける機会が少ない

齋藤技師
以前、静岡県放射線技師会の活動をしていたとき、乳がんの患者さんと一緒に取り組んだことがありました。そこで、乳がんの患者さんから「若い人が検診を受ける機会が少なく、乳がんの発見が遅れてしまった」という話を聞きました。この時から、若い人たちが受診しやすい企画を実施したいと考えていて、NPO法人J.POSH(※1)のマンモサンデー(※2)という全国的な取り組みを知り、参加したことが導入のきっかけです。

子どもが帰ってくる前に婦人科検診を終えて帰宅できる

齋藤技師
レディスデーが定着したところで、もっと短時間で行える検診ができないかと女性検診プロジェクトのメンバーで検討したところ、「ファースト・ママ検診」の企画が挙がりました。この企画の最大の魅力は、子どもが帰ってくる前に婦人科検診を終えて、帰宅できることです。

テスト的に実施したファースト・ママ検診の実施報告

【実施内容】
対象 主に小学生以下のお子さまがいる30~40代の女性
期間 2018年1月、2月の月・水曜日
時間 13時00分受付開始~14時45分終了予定
検査 子宮がん検診(子宮頸がん、経膣エコー)
乳がん検診(乳房エコー、マンモグラフィ)
【利用実績】
利用実績 32名
年齢層 30~46歳(平均37歳)
実施検査 子宮がん検診+乳がん検診 26名(全体の81.25%)
乳がん検診のみ 6名(全体の18.75%)


まとめ
  • 全員小学生以下のお子さまがいる20~40代の方の利用だった。
  • 今回の企画を知って、初めて婦人科検診を受診した方が8名(全体の28%)だった。

レディスデーでは女性だけという安心感を求めて

レディスデー、ファースト・ママ検診実施後の感想をお聞かせください。
太田さん
レディスデーでは、女性だけで館内をまわれて、気兼ねなく受診できる環境がいいと選んでくださる方が多いようです。また、ハンドマッサージなど普段はなかなかできないことも、リラックスしてやってもらうことができると評判がいいです。短時間で検査が終わるファースト・ママ検診は、子どものお迎え時間に間に合うからよかったというお母さんならではの声もいただいています。

実際にレディスデー、ファースト・ママ検診を受診した利用者様の声

  • とても快適で安心して受診できたのでぜひまた次回も行きたい。
  • 早くてスムーズ。すべて女性で精神的にも楽だった。
  • 短時間で終わるので気軽に行けます。

ファースト・ママ検診は2018年10月から本格的に実施

レディスデー、ファースト・ママ検診の今後の展望をお聞かせください。
諏訪医師
ファースト・ママ検診は2018年10月から本格的に実施していくことになりました。レディスデーのようにファースト・ママ検診も定着して、少しでも若い世代の人たちが受診しようという気持ちになってくれればいいなと思っています。がんがみつかるのが怖いから検診を受けないというのではなく、がんは早期でみつかれば自分の負担も家族の負担も少なく治療ができ、家庭に戻ることができるということを理解して、検診の必要性を感じていただけたらと思います。
(※1)NPO法人J.POSH
日本乳がんピンクリボン運動をはじめとした乳がん啓発活動を行っているNPO法人。正しい乳がん知識の普及や、乳がん検診で早期発見、早期治療を呼びかけている。
(※2)マンモサンデー
正式名称はジャパン・マンモグラフィ・サンデー。全国の医療機関と認定NPO法人J.POSHが協力をして毎年10月の第3日曜日にマンモグラフィー検査を受診できる環境づくりをする取り組み。

女性検診推進プロジェクトの様子

掲載記事

聖隷予防検診センター 診療放射線技師 掲載

ファースト・ママ検診 新聞掲載記事

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