CT検査
CT検査について
CTとはComputed Tomographyの略で、コンピュータ断層撮影といいます。X線管球から発生するX線を360度方向から身体に照射し、透過したX線量をコンピュータ解析することによって輪切りの画像が得られる検査です。
検査を受けられる患者さまへ
★CT検査は放射線を用いた検査ですので、妊娠の可能性がある方は申し出てください。
撮影範囲に金属類があると撮影の妨げになりますので金属類のない服装でご来院ください。
注意する金属類
【頭部CT】
ヘアピン、イヤリング・ピアス、補聴器、かつらなど
ヘアピン、イヤリング・ピアス、補聴器、かつらなど
【胸部、腹部、骨盤、股関節、椎体CT】
ファスナー、ブラジャー、ネックレス、金具のボタン
コルセット、エレキバン、カイロ、補聴器など
ファスナー、ブラジャー、ネックレス、金具のボタン
コルセット、エレキバン、カイロ、補聴器など
検査時間は通常10~20分ほどです。
他検査による食事の制限がなければCT検査終了後は普段通りの生活を送ってください。検査結果に関しましては主治医が説明いたします。
他検査による食事の制限がなければCT検査終了後は普段通りの生活を送ってください。検査結果に関しましては主治医が説明いたします。
検査画像紹介
腹部CT〈CTアンギオグラフィ〉
CTアンギオグラフィは、造影剤を注入しながら、タイミングを合わせて早く細かく撮影し、画像処理を行います。
立体的にあらゆる方向から表示することが可能で、近年、診断を目的とした血管撮影はCTアンギオグラフィに移行してきました。
立体的にあらゆる方向から表示することが可能で、近年、診断を目的とした血管撮影はCTアンギオグラフィに移行してきました。
CT装置
Revolution Ascend(GE社)
Revolution Ascend装置
Revolution Maxima(GE社)
Revolution Maxima装置
両装置にはメタルアーチファクトを低減するMAR(Metal Artifact Reduction)という機構が搭載されています。これにより、整形外科的金属をはじめ、ペースメーカー、動脈瘤などへのコイリング、歯科的金属などによるメタルアーチファクトを低減し、従来に比べて診断能の高い画像の提供が可能となりました。
さらに、Revolution Ascendには画像再構成にDLIR(Deep Learning Image Reconstruction)を活用することによりノイズを大幅に低減することが可能になりました。この機能により病変の視認性を向上し読影ストレスの軽減に貢献しています。
さらに、Revolution Ascendには画像再構成にDLIR(Deep Learning Image Reconstruction)を活用することによりノイズを大幅に低減することが可能になりました。この機能により病変の視認性を向上し読影ストレスの軽減に貢献しています。
金属アーチファクト低減前
金属アーチファクト低減後