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MRI検査



MRI検査について

人の身体を構成する水の原子核(陽子)は、強力な磁場の中でラジオ波を照射すると同じ方向を向きます。
ラジオ波の照射を中止すると、エネルギーを放出しながらもとの状態に戻ります。
そのエネルギーをコイル(アンテナ)で受信し、コンピューターで計算し画像にしています。

MRI検査の特徴

  • 磁気を利用して画像を作ります。(X線を使用しません)
  • レントゲン写真やCT検査では情報が少ないもの、例えば神経や靭帯、椎間板、筋肉などの診断を得意としています。
  • 色々な撮影法を組み合わせて検査を行うことで質的な診断が可能です。例えば、脂肪の成分や水の成分を白く写したり、黒く写したりすることができます。
  • 造影剤を使用することなく脳血管や頚部血管の撮影ができます。

検査の注意点

なお、MRIは強い磁気を使って検査を行うため以下の項目に該当する方は検査予約時にお知らせ下さい。
  • 心臓ペースメーカーや人工内耳などを身につけている方
  • 手術や治療でお体に金属を入れたことのある方
  • アートメイクや刺青のある方
  • 妊娠中の方、もしくは妊娠の可能性のある方
  • 狭いところが苦手な方

検査画像紹介

脳MRI〈脳血管描出〉

脳の血管や頚部の血管を、造影剤を使用することなく描出することができます。
脳の輪切りの画像と合わせて撮影します。

胸部MRI〈心臓、大動脈〉

心電図に同期させて撮影することで、鮮明な画像が得られます。
胸部や腹部の大動脈の検査、心臓の動きを調べる検査を行います。

腹部MRI〈胆管、膵管〉

内視鏡的な検査でしか得られなかった、胆のう管や膵管の画像を造影剤を使用することなく撮影することができます。
腹部(肝臓、胆のう、膵臓など)の輪切りの撮影と合わせて行います。

MRI装置

当院では1.5テスラMRI装置1台、3.0テスラMRI装置1台の計2台で検査を行っています。
2013年4月導入された3.0テスラMRIは千葉県では最初に稼働した装置です。
このMRI装置の特徴の1つは、トンネル口径が広いことです。従来のトンネル口径は60cm程度でしたが、このMRI装置は70cmの広さがあります。閉所恐怖症の方や体格の大きな方など、今までMRI検査が困難だった方でも安心して検査を受けることができると期待しています。

Signa Excite Twin Speed 1.5T(Ver.11)(GE社)/Discovery 750w 30.T(GE社)

この装置は、通常の使用する全身用Gradientと高速用Gradientの2種類のGradientを持つ特殊なMRIです。 検査や撮像シーケンスによって2つのGradientを使い分け質の高い画像を提供しています。またcoilは Head・Spine・Body Arrayをはじめ数多く有しています。検査時間は1枠30分で造影や特殊な検査では2枠60分で行っています。検査時間を増やすことでMRUなどは腎臓・尿管・膀胱、透析患者の頚椎・胸椎・腰椎などの 3部位を1日で検査することができます。医師・患者ニーズに合わせ、1回の検査ですべて終了する ことが出来るようにしています。

GE社製 3.0T MRI装置
「Discovery 750w」

GE社製 1.5T MRI装置
「Signa HDxt 1.5T Optima Edition Twin speed」

健診センターMRI装置

Optima MR 360 Advance(GE社製)

この装置は1.5T(テスラ)のMRI装置です。
健診センタ-脳ドックコ-スでの頭部検査の他、オプション検査のMRCP/上腹部検査を行っています。良質な検査を提供できるように心掛けておりますので、検査でお困りの際にはスタッフにお気軽にお尋ね下さい。