FAQ

入居前に知っておきたいこと(入居の条件)

体験入居とはなんですか?
体験入居とは、モデルルームに宿泊いただき、園の食事を召し上がっていただいたり、大浴場などの共用施設を利用いただいたりして、園での生活の一端を入居検討者ご自身で体験いただくものです。日中のみならず、夜間や早朝の雰囲気を知っていただくことで、入居者や職員とお話いただいたり、日程が合えば園の行事や入居者のクラブ活動に参加いただいたりすることもできます。
1泊2日(原則)を園内で自由に過ごし、日中のみならず夜間や早朝の雰囲気を味わっていただく体験入居は、見学だけではわからない、園でのリアルな生活を体感することができる機会です。
「季節を違えて」「回ごとに別のテーマをもって」「1回目は一人で、2回目は娘と」―――2回目、3回目の体験入居をされてから入居をお決めになった方も多数いらっしゃいます。
入居の際に年齢の制限など入居の条件はありますか?
入居の際の条件としては、大きく分けて3つございます。

 入居契約時に60歳以上の方が対象です。(ご夫婦の場合は、どちらかの入居契約時の年齢が満60歳以上、もうお一方が満50歳以上)
 原則として、身の回り(食事、排泄、入浴、掃除、洗濯、買い物など)のことがご自分でできる方を対象です。
 連帯保証人、身元引受人、を立てられる方です。連帯保証人、身元引受人は入居者の親族を原則としています。連帯保証人が立てられない場合は、ご相談ください。身元引受人が立てられない場合は、任意後見制度をご利用いただきます。詳しい内容等はご相談ください。

横浜エデンの園・藤沢エデンの園二番館の入居条件は、原則として要支援・要介護の認定を受けている方になります。

入居の条件が入居時自立とされている園では、介護認定を受けていると入居はできないのでしょうか?
介護保険の「要支援・要介護」の認定を受けた方であっても、一度ご相談ください。
「身の回りのことはご自分で行える」などの条件を満たせば、入居いただける場合もございます。
身元引受人になってもらう人は誰がいいですか?
身元引受人は、入居者の親族を原則とします。
身元引受人は、契約上の債務の連帯保証人であるとともに、ご入居者が要介護状態になり、ご自分で判断することが不可能になった場合、ご本人に代わって判断いただきます。また、入居契約が解除された場合の引受人となります。
一人暮らしで、身寄りがなく身元引受人もいませんが、入居は可能ですか?
まずは園の担当者にご相談下さい。身元引受人を立てられない場合は、「任意後見制度」の利用をおすすめしています。

任意後見制度とは・・・
本人の判断能力が不十分になった時、本人があらかじめ結んでおいた任意後見契約に従って、任意後見人が本人を援助する制度です。委任する契約の内容は、本人の希望に応じて設定できます。

入居契約について

強制的に退去、契約解除されることはありませんか?
強制的に退去の手続きをすることはございません。契約解除の手続きについては、契約書に定められており、以下の方法で行います。
  •  契約解除の通告について90日の予告期間をおく。
  •  解除通告に先立ち、入居者及び身元引受人などに弁明の機会を設ける。
  •  解除通告に伴う予告期間中に入居者の移転先の有無について確認し、移転先がない場合には入居者や身元引受人など、その他関係者・関係機関と協議し、移転先の確保について協力する。
  •  入居者の行動が他の入居者または職員の生命及び財産に危害を及ぼす恐れがあり、かつ入居者に対する通常の介護方法及び接遇方法では防止することができない場合には、医師の意見を聞くとともに、一定の観察期間をおく。
入居後に介護が必要になった場合には、退去しなくてはならないのでしょうか?
エデンの園は「介護付有料老人ホーム」です(藤沢エデンの園一番館を除く)。
介護付有料老人ホームとは、介護保険の「特定施設入居者生活介護」の事業者指定を受けており、介護保険を使って介護サービスを提供できる施設です。エデンの園では、園の職員が介護サービスを提供いたしますので、介護が必要になっても退去の必要はありません。
藤沢エデンの園一番館は住宅型有料老人ホームのため、居室に住み続けながら、入居者自身の選択により地域の訪問介護サービスや入浴サービスなどをご利用いただくことができます。介護サービスの利用にあたっては、一番館の職員がご相談を承ります。
また、提携ホームである藤沢エデンの園二番館の利用や住み替えも可能です。そのため、介護が必要になっても退去の必要はありません。
将来を考えて契約はしたいのですが、仕事があるため今の住まいから離れることができません。徐々に拠点を移動することは可能でしょうか?
契約後の住まい方としては、「定住」と「セカンド利用」があります。「セカンド利用」とは定住先が別にあり、園を別荘として時折来園されるという住まい方です。
お仕事をお持ちの入居者の場合、セカンド利用をされている方も珍しくありません。
セカンド利用の場合も、毎月の管理費や水光熱費などはお支払いただきます。ご不在中の居室の管理(換気・水流しなど)については、園で対応できますのでご相談ください。

費用について

家賃(入居一時金)は分割で支払うことができますか?
分割でのお支払いはお受けできません。月払いプランのある園もございます。
入居する時の年齢によって、家賃(入居一時金)の金額は変わるのでしょうか?
どの年齢の方でも家賃(入居一時金)や介護費用(特別介護金)などは同額です。
入居後に家賃(入居一時金)や介護費用(特別介護金)などで追加金が発生することはありますか?
入居契約の内容が変わらない限り、入居後に追加金をいただくことはございません。
「入居時自立」が要件の園では、日常的に介護が必要になった場合、一般居室から介護居室へ住み替えていただくことがありますが、住み替えの際も追加金をいただくことはございません。また、藤沢エデンの園一番館の場合、日常的に介護が必要になった場合、提携ホームの藤沢エデンの園二番館に住み替えていただくことがありますが、この際も追加金をいただくことはございません。
介護居室は一般居室と比べると面積が小さいようですが、家賃(入居一時金)はどうなるのですか?
おっしゃるとおり、介護居室は22~24㎡程度で、多くの場合介護居室への住み替えによって当初の契約より専用面積は減少する場合があります。そのため、住み替え前の一般居室と住み替え先の介護居室との比較で、家賃(入居一時金)の差額を返還させていただく場合があります。ただし、入居日(鍵引渡日)の翌日から13年経過した場合は、家賃(入居一時金)は返還いたしません。
月額利用料が変更されることはありますか?
園が定める月払いの利用料及びその都度費用が必要となるサービスの費用の額は、人件費及び施設維持・運営経費などを勘案し、運営懇談会及び入居者連絡会などで入居者のご意見を聞いた上で改定することがございます。
長期にわたり入院や旅行で不在になる場合の月額利用料の支払いはどうなるのですか?
長期不在の場合でも、毎月の管理費や水光熱費などはお支払いただきます。ご不在中も居室の利用権は継続されます。

居室について

居室に自分の家具は持ち込めますか?
一般のマンションなどに入居する時と同様、ご自分で用意いただきます。入居をお決めになった居室の間取りや収納スペースなどを考慮のうえ、お持ち込みになる家具・家財などをお決めください。
また、共用施設としてトランクルームがあります(松山エデンの園・横浜エデンの園を除く)。ただし、数に限りがあり、ご利用の場合は有料です。
入居時に部屋を改修することはできますか?
入居前・入居後に、入居される方の使い勝手に応じて、室内を改修いただくことが可能です(ただし、改修可能な範囲があります)。その場合、事前に園に申請書を提出し、承認を得ていただきます。
また、改修工事費用並びに退去時に復元のための費用が発生する場合の費用は、自己負担となります。
インターネットは利用できますか?
各園に光回線を設置していますので、ご利用いただけます。インターネットプロバイダーとの契約、利用料のお支払いは個人で行っていただきます。
ペットを飼っているのですが、一緒に入居できますか?
藤沢エデンの園一番館には、ペットと一緒に入居が可能なお部屋が9室ございます。詳しくは園に直接ご確認ください。
また、藤沢エデンの園一番館のペット可居室以外と、他エデンの園では、動物の飼育を禁止しています。ただし、他の入居者の迷惑にならない、居室内での鑑賞魚などの飼育は可能です。必ず園へご相談ください。

園生活について

園に入居してからも買い物や外食をしたいと思うのですが、外出、外泊は自由にできるのですか?また、門限はありますか?
外出は届出などの必要もありませんので、自由にしていただけます。しかし、深夜の帰宅になる場合には、あらかじめ届けていただくか外出先からのご連絡をお願いしています。外泊をする場合には、園所定の届出書などにより、園に届け出をしていただきます。
園に入居してから本人の意見はどのように反映されますか?
提案箱を設置していますので、お気づきの点などは投書にてお知らせいただくことができます。また、園長相談などの機会に、ご意見をお伝えいただくこともできます。
また、入居者のご意見ご要望を園の運営に反映させ、円滑に行うため「運営懇談会」を設置しています。運営懇談会は、入居者の代表と園の職員、高齢者公益事業部の本部職員で構成されます。
家族や来訪者の面会は可能ですか?また、時間の制限はありますか?
ご家族や知人の面会は自由にしていただけます。来訪の際にはまず園のフロントへお立ち寄りください。ご希望の場合はゲストルーム(有料)での宿泊も可能です。

食事について

自分の居室で自炊することは可能でしょうか?
一般居室には電磁調理器付のキッチンがついていますので、自炊は自由です。
また、園が提供する食事は、申込み食数分を翌月請求させていただくシステムです。食事は予約制ですが、自炊や外食などによりお食事が不要になった場合は、園で定めた時刻までであれば、取り消すことも可能です。
飲酒や喫煙はできますか?
居室内では、飲酒・喫煙とも自由にしていただけます。喫煙に関しては、指定か所のみでお願いします。
共用施設の食堂における飲酒も可能ですが、園によって運用のルールが異なりますので、園へお問い合わせください。
会いに来てくれた家族や友人と、園で一緒に食事をすることはできますか?
事前に予約いただければ、外来者の方も入居者と同じメニューのお食事をご提供します。園によっては特別なおもてなしメニューでのご提供も可能です。なお、外来者のお食事代は、入居者のお食事代と異なりますので、ご了承ください。
好き嫌いへの対応は可能でしょうか?
ご用意しているメニュー昼・夕食の主菜をAもしくはBで選ぶことは可能です。個別に食材を変更することはできません。
選択できるメニューをご用意しております。また、食事量についてはご飯の量を調節するなどして対応しています。詳細については各園へお問合せください。

松山エデンの園では、選択できるメニューはありませんが、代替食(代わりの副菜)をご用意しております。

食事制限があるのですが、個別の対応はできますか?
「医師から減塩食、介護食の提供を指示されている」「歯の具合が悪く、硬いものが噛めない」などの場合は、必要に応じて治療食、介護食の提供もいたします。園によって異なりますので、詳細についてお知りになりたい場合は、各園へお問合せください。

介護・介護予防・健康管理について

介護保険を利用して、サービスを受けることはできますか?掃除や洗濯、買い物などを手伝ってもらうことは可能ですか?
エデンの園は、介護保険の「特定施設入居者生活介護」の事業者指定を受けており、介護保険を使っての介護サービスをご提供しています(藤沢エデンの園一番館を除く)。
要支援または要介護認定の度合いに応じて、家事や買い物代行などの生活支援から、入浴、お食事、衣服の着脱など身体介護まで、必要なサービスをご提供します。
藤沢エデンの園一番館は、住宅型有料老人ホームのため、入居者自身の選択により地域の介護保険事業者の訪問介護サービスや入浴サービスなどを利用いただくことができます。介護サービスの利用にあたっては、一番館の職員がご相談を承ります。また、提携ホームである藤沢エデンの園二番館の利用や住み替えも可能です。
介護体制の特徴を教えてください。
※以下の内容は、「藤沢エデンの園一番館」を除く。

介護にかかわる職員体制は、「要介護などの入居者2人に対して看護・介護職員1人」の割合で配置しています。介護保険の「特定施設入居者生活介護」の職員配置は、要支援者10人に対して職員1人以上、要介護者3人に対して職員1人以上が基準ですが、これを上回る体制ということができます。
園の職員が介護サービスを提供し、契約いただいた居室で、できる限り長く自立した生活を続けていただけるよう支援します。サービスの内容は、ご本人の状態やご要望を踏まえたサービス提供計画書を作成し、ケア会議で検討承認を経て、ご本人の同意を得たうえで決定いたします。
また、介護保険の認定は受けていないが体調不良などにより一時的に介助が必要な場合も、ご本人の状態やご要望に応じたサービスをご提供します。医療機関からの退院後などで、居室での生活に復帰するにはある程度の期間を要する場合などには、ご本人と相談し一時介護室で体調が回復するまで静養していただくことも可能です。
日常的に介護が必要になった場合には、介護居室へ住み替えが可能です。介護居室のゾーンには看護・介護の職員が常駐しています。

藤沢エデンの園一番館に住んでいて、介護が必要になった場合はどうなりますか?
藤沢エデンの園一番館にお住まいで介護が必要になった場合、一般居室に住み続けながら、入居者自身の選択により地域の訪問介護サービスや入浴サービスなどを利用いただくことができます。介護サービスの利用にあたっては、一番館の職員がご相談を承ります。
藤沢エデンの園一番館がある「聖隷藤沢ウェルフェアタウン」内には、デイサービスセンター・ケアプランセンター・訪問看護ステーション・ヘルパーステーションが併設されています。これら聖隷福祉事業団が運営する事業所のサービスを利用いただいても、他の事業所を利用いただいても、差し支えありません。
また、介護保険の認定は受けていないが体調不良などにより一時的に介助が必要な場合は、藤沢エデンの園一番館の職員がご本人の状態やご要望に応じたサービスをご提供します。医療機関からの退院後などで、居室での生活に復帰するにはある程度の期間を要する場合などには、ご本人と相談し藤沢エデンの園二番館で体調が回復するまで静養していただくことも可能です。
日常的に介護が必要になった場合にも、引き続き一般居室に住み続け、地域の介護保険サービスを利用いただくことができますし、提携ホームである藤沢エデンの園二番館へ住み替えていただくこともできます。
熱発など入院には至らない急病の場合、どのように対応してくれますか?
昼夜を問わず、緊急の場合には緊急連絡装置(ナースコール)や内線電話で、職員へご連絡ください。看護(介護)職員がお部屋に伺い、協力医療機関への受診の必要性を判断したり、必要な介助サービス提供の手続き(お食事の配膳・洗濯など)をいたします。お体の状態によっては協力医療機関への受診手続きや付添いもいたします。

施設設備について

自家用車があるのですが、個人専用の駐車場はありますか?
各エデンの園(横浜エデンの園を除く)には入居者のための駐車スペースを設けてあり、空きがあれば有料でお使いいただけます。

安全管理について

リズムセンサーとはどのような機能でしょうか?
一般居室には「生活リズムセンサー」が設置されています。これは、在室時でありながら一定時間(概ね12時間)生活動作がない場合、通報する装置です。この装置による通報があった時は、職員が電話または訪問して入居者の状況を確認いたします。
緊急連絡装置とはどのような時に利用されるのですか?また、対応時間の制限はありますか?
緊急連絡装置(ナースコール)は各居室の室内、浴室、トイレに設置されています。この装置による通報があった時は職員が電話または訪問して入居者の状況を確認いたします。また共用部のトイレ、大浴場の更衣室などにもこの緊急連絡装置を設置しています。昼夜を問わず、看護(介護)職員またはその他職員が対応いたします。
建物及び設備面は、火災や地震に対してどのような防災対策が取られていますか?
各居室内には火災感知器が設置してあります。園には非常発電機を設置し、停電時にもエレベータ・給水設備・緊急連絡装置などが可動できるようにしています。
また、各エデンの園で防災マニュアル(火災・地震・風水害)と防災計画を作成し、火災や地震に備えて、防災マニュアルに即した防災訓練を年2回行っています。新人職員及び新入居者を対象とした消火器の取扱体験なども実施しています。夜間は職員が減少するため、職員緊急連絡網を作成し近隣職員が園に駆け付けられるようにしたり、夜間想定訓練にも取り組んだりしています。
さらに、すべてのエデンの園で、最低限必要な防災備品と最低3日分の非常食を備えています。
2012年度には東日本大震災を教訓に法人本部を中心とした広域防災委員会を立ち上げ、災害が発生した場合、関東・浜松・関西の3地域が互いに被災地域の支援ができるような仕組みを検討しています。

現在のご入居者の姿

入居されている方の年齢は何歳くらいですか?
2019年3月31日現在の情報を掲載しています。

※横浜エデンの園、藤沢エデンの園二番館は除く。

※スワイプで続きがご覧いただけます。

  ご入居者数(男性) ご入居者数(女性) ご入居者の平均年齢
浜名湖エデンの園 107名 254名 84.5歳
宝塚エデンの園 101名 332名 83.5歳
松山エデンの園 42名 97名 84.4歳
油壺エデンの園 158名 338名 83.4歳
浦安エデンの園 69名 173名 83.4歳
藤沢エデンの園 一番館 84名 174名 81.4歳