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フィジカルアセスメント学習会

更新日:2015年11月2日

8月19日(水)、フィジカルアセスメント学習会が開かれ、院内の看護師など約19人が参加しました。


フィジカルアセスメントとは、患者さんの症状や徴候より、問診、視診、聴診、触診、打診などから必要な情報を収集し、身体の中で何が起きているのかを判断することです。
今回の内容は、脳神経と呼吸領域のフィジカルアセスメント。いずれも臨床の現場で活かせるよう、実技の演習だけでなく実際の模擬事例を挙げ、グループでアセスメントする講義内容となっています。
参加者からは、「患者さんに対するフィジカルアセスメントの大切さを学べたので良かった」「実際の現場で活かせる」「演習がわかりやすい」などの感想が寄せられました。
また、主催である当院フィジカルアセスメント研究会のメンバーは、「参加者の成長が目に見えることにやりがいを感じる。また、自分自身もインストラクターとして上達していくことを実感し、その結果が毎回のアンケートに反映されている。」と話していました。
昨今の少子高齢化、医療の高度化・複雑化、患者さんの重症化などにより看護を取り巻く環境は変化し、看護師の観察力、判断力、実践力が求められています。このような学習会に参加することによって、看護師は常に新しい知識や技術を学び、現場で活かそうと努力しています。

※フィジカルアセスメント研究会
フィジカルアセスメントは、1990年代後半より看護師の獲得すべき能力と位置づけられ、看護教育に取り入れられるようになりました。当院では、実際の現場での観察とアセスメントができる看護師の育成を目的に、約15年前に有志メンバーがフィジカルアセスメント研究会を発足しました。現在も学習会を毎月開催するなど積極的に活動を続けています。

2015年8月31日