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結節性硬化症の講演会が開催されました

更新日:2015年11月2日

9月9日(水)、静岡県西部地区で結節性硬化症の診療に関わる医療従事者を対象に講演会が開催され、当院てんかんセンターの岡西徹医師が講演を行いました。


この講演会では、複数の診療科が統合的に診療にあたるべき結節性硬化症に対して、円滑な診療科連携、施設間連携が必要であると提唱しています。

結節性硬化症は複数の臓器(脳・眼・心臓・肺・腎臓・皮膚など)に障害を起こしうる病気です。複数の臓器の症状をかかえている患者さんは、臓器ごとにいろいろな病院を受診するなど、大変な思いをされています。そのような悩みにできるだけ対応できるよう、当院ではてんかんセンターの医師が中心となり2014年11月に結節性硬化症BOARD(診療チーム)を立ち上げ、診療を行っています。

岡西医師は講演の中で「当院での結節性硬化症BOARD立ち上げにより多くの患者さんが他府県から来られました。院内の内部連携も円滑に行えており、今後も結節性硬化症の患者さんの治療に意欲的に取り組んでゆきたいです。」と話しました。
また大阪大学医学部附属病院 皮膚科 病院教授 金田眞理先生の特別講演もあり、参加者は熱心に耳を傾けていました。

2015年9月18日