昨年の消防ヘリ「はまかぜ」の着陸訓練に続き、初のドクターヘリ着陸となりました。当院ヘリポートを利用する可能性が最も高い、聖隷三方原病院のドクターヘリです。

雨上がりの曇り空から舞い降りたドクターヘリが、ふわりとヘリポートに着陸すると、降り立った医療スタッフにより、ヘリポートから建屋内のエレベータ・ホールまでの搬送、当院側スタッフへの引継ぎ、1階にある救急処置室までの搬送が行われました。当院におけるドクターヘリの運用手順が、ひとつひとつ確認されました。

これまで当院でドクターヘリによる搬送を受け入れる場合、近隣の和地山公園グラウンドを利用していましたが、今後はいよいよ救命救急センターに直結するヘリポートを使用した患者搬送が可能になります。

1分1秒を争う救急医療の現場において迅速な搬送を可能にする。
その第一歩が、この日なされました。
今後も聖隷三方原病院をはじめ近隣医療機関との連携に力を入れ、地域の救急医療の質向上に貢献していきます。

2015年9月25日