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1型糖尿病患者さんとそのご家族の交流の場「1型糖尿病をもつ女性と家族の会」を開催しました

更新日:2016年10月17日

「1型糖尿病をもつ女性と家族の会」とは、1型糖尿病患者さんとそのご家族が交流を深めて日常生活での悩みなどを語る場であり、1~2年に1回(不定期)、開催しています。今回は、9月上旬に開催し、21名の方が参加しました。


この会では、源馬医師(元聖隷浜松病院内分泌内科部長)が「女性のライフサイクルと血糖コントロール」、岩鬼医師(聖隷浜松病院内分泌内科主任医長)が「インスリンポンプ療法」について講演しました。また、講義の後に患者さん同士が情報交換する交流会も行いました。

参加者からは、「補食の仕方を改めて学ぶことができた」、「同じ病気をもつ患者さんがたくさんいることがわかって良かった」、「みんなが同じ不安や心配な気持ちをもっていることがわかって、頑張ろうと思えた」、「普段の診察の時には話せないこともたくさん話ができて良かった」、「勉強になった」などのお声をいただきました。

1型糖尿病は、生活習慣に関連して発症する2型糖尿病とは異なり、発症後からインスリン治療が絶対必要となることから、病気と診断された方々は病気を受け入れる前から生きるためにインスリン注射を受け入れなければなりません。また、患者数も少ないことから同じ病気をもつ方と話をする機会も少なく、病気であることを他者に理解してもらうことも難しいと感じている方も多いのが現状です。
当院のスタッフは、「患者さんたちは日々様々な状況に遭遇した際に、不安を感じながらも自分なりに考えて、高血糖や低血糖に対処し日常生活を送っていることが改めてわかった」と話していました。
今後も、1型糖尿病をもつ方々の生活の質の向上のための支援を継続していきたいと考えています!