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ロービジョン学習会「視覚に障害のある人の見え方を知ろう!」を開催しました

更新日:2016年12月22日

皆さんは「ロービジョン」という言葉を聞いたことがありますか?
ロービジョンとは、病気などがもとではっきり見えなかったり、見える範囲が狭くなったりしている状態をいいます。ロービジョンの方は眼鏡やコンタクトレンズを装用しても見え方の改善が乏しく、日常生活や就労の場で不自由を感じています。


12月17日(土)、視力障害者を中心に就労支援を行っている「NPO法人六星ウイズ」の歩行訓練士、古橋友則さんをお招きしてロービジョンについての職員向けの学習会を開催しました。視能訓練士や看護師、事務職など24名が参加し、講演や体験を通してロービジョンの方が感じている不自由さや、安全な誘導のしかたについて学びました。

参加者は2人1組のペアになり、ビニール袋などで作ったキットを装着した患者役を案内役が誘導するという体験をしました。白く霞がかかっている状態や視野が狭い状態を体験した参加者からは「視野が狭いと急に人が出てくるように感じるためびっくりする」「全体像が把握できないことがこんなに怖いとは思わなかった」という声があがりました。

学習会を企画した眼科検査室のスタッフは「ロービジョンの方は眼科以外の科を受診することも多いため、眼科以外のスタッフにも広く知ってもらえるよう、今後もこのような学習会を開催したい」と話しました。