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母乳育児支援の講演会を開催しました

更新日:2017年3月6日

母乳は赤ちゃんにとって必要な全ての栄養素を供えた「完全食品」と言われており、WHOとユニセフは「母乳育児を成功させるための10か条」を定め、世界の産科施設に呼びかけています。

当院でも母乳育児を推進していますが、早産であったり、生まれながらに病気を持っていたりする赤ちゃんはおっぱいを吸うことが難しい場合があります。

今回、NICUに赤ちゃんが入院し、母子分離状態にある母子に対して、直接授乳確立するまでの哺乳支援を考え院内・院外のスタッフで共有し、哺乳支援への知識を深めることを目的に講演会を開催しました。


国際ラクテーションコンサルタントである神奈川県立こども医療センターの大山牧子先生にご講演いただき、参加者は母乳育児の知識を学ぶとともに、グループワークを通して現在行っている母乳育児支援の評価をし、今後の具体策を活発に話し合い、意見交換を行いました。

出産前→入院中→退院後とお母さんに関わる医療者が同じ考えを持ってサポートすることによって、お母さんが安心して過ごせる環境を作りたい、という思いから、院内スタッフだけでなく、近隣の医療機関にも参加者を募集したところ、院内外から80名を超える方にご参加いただきました。

今後もお母さんと赤ちゃんを地域で支援していける環境作りに貢献できるよう、このような勉強会を開催していきたいと思います。