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2016年度の日本周産期・新生児医学会優秀論文賞を受賞しました

更新日:2017年8月22日

7月16日(日)~18日(火)、第53回日本周産期・新生児医学会学術集会が横浜で開催され、この場で優秀論文賞の授賞式と受賞講演が行われました。この学会は、日本の産婦人科医、新生児科医が集まり研究発表を行う場です。

《優秀論文賞》
「30歳を迎えた極低出生体重児の長期追跡結果~結婚、出産について~」
新生児科 廣瀬悦子先生


廣瀬先生から受賞された論文についてうかがいました。
「極低出生体重児として出生され、30歳を迎えられた方々に関するアンケート調査の結果をまとめた論文です。幼少期を乗り越えて、成人した極低出生体重児の長期追跡調査についての報告は、少ないのが現状です。これから先の自分の出産や子供についても不安を抱えているという意見もあり、治療法を考慮した比較検討だけでなく、結婚・出産を含めた追跡調査を行うことも大切であると考えました。
このような追跡調査は、ご本人やそのご家族でなければ経験することのできない多くのことを医師である私たちに教えてくれ、今後の情報提供の架け橋につながると考えます。日本でいち早くNICUを立ち上げた当施設であるからこそ行える長期追跡調査であり、問題点を改善し、必要な情報提供ができるよう継続していくことが大切であると考えます。」