訓練は「震度6強の地震が起き、医療ガスが停止し非常電源も作動しない」という想定で行われました。スタッフは「責任者」「医師」「看護師」「ヘルパー」などの表示を身につけた訓練実施者と、実施者の行動を観察して評価する評価者にわかれ、1回目の訓練と2回目の訓練で立場を入れ替えました。
NICUでは各部屋の受け持ち看護師が状況を判断し「酸素ボンベを持って来てください」とスタッフに指示を出したり、「お母さん、大丈夫ですか」と声掛けを行ったりと臨機応変に対応していました。
訓練後の振り返りでは、安全の確保、スタッフの動き、指示系統などについてよかった点や課題を参加者全員で共有しました。
NICUとGCUでは今回のような実地訓練を年に2回実施しています。万が一災害が起こっても冷静に判断・行動ができるよう、これからも訓練を続けていきます。