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産婦人科セミナーを開催しました

更新日:2018年1月31日

1月23日(金)に産婦人科セミナーが開催されました。
今回は、旭中央病院地域周産期母子医療センター長小林康祐先生をお招きし、「胎児心拍数モニタリングと医療安全」というテーマでご講演いただきました。
医師、助産師、看護師ら合計37名が参加し、活発な議論が繰り広げられました。


小林先生から胎児心拍数モニタリングの歴史や目的、波形の成り立ちに関する生理学的背景について解説があったのち、当院の症例を用いての検討会を行いました。今回はとくに見逃しがちで重要な波形として、遅発一過性徐脈に重点を置き、その判読のポイントについて学びました。
参加者からは、「モニターの判読に苦手意識があったので、モニター判読のポイントや視点がわかった」「今まで判断に迷っていたところも具体例を挙げて聞くことが出来たので、違う視点で見ることが出来ておもしろかった」などの意見が聞かれました。
 
今回の講演を参考に、今後よりよい周産期管理を目指してスタッフ一同精進していきます。

※胎児心拍数モニタリングとは?
 胎児の心拍数を母体腹壁に陣痛計を装着して胎児心拍数と子宮収縮圧を測定し、胎児の状態を評価する検査です。