2月4日、救急科主催の第6回聖隷浜松集中治療ケアセミナー特別講演会を開催し、国立成育医療研究センター臓器移植センター長の笠原群生先生にご講演いただきました。前段では、当院救命救急センター長の渥美生弘先生に「救急集中治療での終末期医療について」と題し、臓器提供についてお話しをいただきました。
ご講演いただいた笠原先生は、移植外科医として世界中で活躍されており、革新的な技術をあみ出し、小児生体肝移植の分野で年間世界一の手術数を誇る先生です。講演では、日本の肝移植の現状から、国立成育医療研究センターで勉強してきたこと、移植を通した国際貢献、技術指導･育成についてお話しをいただきました。各専門医の先生を含め約80名が聴講し、移植医療についてとても貴重なお話しを伺い知識を深めることができました。