経腟的内視鏡手術(vNOTES)
お腹に傷をつくらない新しい婦人科手術「vNOTES」
当院では、患者さんの身体への負担をできるだけ少なくするため、vNOTES(ヴイノーツ、経膣的内視鏡手術;vaginal Natural Orifice Transluminal Endoscopic Surgery)を導入しています。vNOTESは、膣を手術の入口として腹腔鏡や専用の手術器具を挿入し、お腹に一切傷をつくることなく行う新しい婦人科内視鏡手術です。(2023年1月導入)

膣からアプローチして靭帯を切断し、子宮や卵巣(腫瘍)、卵管を摘出するため、お腹に一切傷をつけない手術です。
膣奥の切開創は吸収糸(溶ける糸)で縫合します。
vNOTESの特徴
特徴1:お腹に傷が残りません
皮膚を切開しないため、お腹に手術痕が残りません。整容性を重視される患者さんに適した術式です。
特徴2:術後の痛みを軽減
腹壁を切開しないため、術後の痛みが少なく、鎮痛薬の使用を減らせます。
特徴3:回復が早い
身体への負担が少ないため、早期離床・早期退院・早期の社会復帰が期待できます。
適用手術
- 子宮筋腫や子宮腺筋症に対する子宮全摘術
- 良性卵巣腫瘍の摘出
- 骨盤臓器脱に対する子宮全摘、膣形成術・閉鎖術
※性交歴がないなど、膣が狭い方、子宮内膜症や既往手術などから、骨盤内の高度癒着が予想される方は適応外になります。
当院の低侵襲手術
| 腹腔鏡手術(経腹的内視鏡手術) | 小さな傷でおこなう標準的な低侵襲手術 |
|---|---|
| ロボット支援手術 | 精密な操作が可能で、子宮癌のリンパ節郭清など、より高度な手術に対応 |
| vNOTES(経膣的内視鏡手術) | お腹に傷を作らない手術 |
当院では上記すべての術式に対応しており、病気の性状や患者さんのご希望を踏まえて、安全性を最優先に患者さんにあった術式を提案しています。「どの手術が自分に適しているのかわからない」という方にも、外来にてわかりやすくご説明します。安心してご相談ください。

創部の模式図
負担の少ない婦人科治療を、あなたに。
「できるだけ傷を残したくない」、「術後の痛みを少なくしたい」、「早く日常生活に戻りたい」とお考えの方は、ぜひ当院婦人科へご相談ください。私たちは、患者さん一人ひとりに寄り添い、安全で質の高い低侵襲手術を提供できるよう努めています。








