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骨疾患に対する放射線治療



この病気について

骨にできる病気には、大きく分けて以下のようなものがあります:
  • 原発性骨腫瘍(骨そのものにできるがん)
  • 骨転移(他のがんが骨に広がった状態)
  • 多発性骨髄腫(骨の中の血液細胞ががん化する病気)
特に骨転移は多くのがんにみられ、痛み・骨折・神経圧迫・運動障害などを引き起こすことがあります。

放射線治療はどんなときに使うの?

  • 骨転移による痛みやしびれをやわらげる緩和治療として
  • 脊椎転移など、神経の圧迫を伴う部位の局所治療として
  • 骨折リスクの高い部位や再発が疑われる箇所への予防的・治療的照射
  • 原発性骨腫瘍や多発性骨髄腫に対する局所治療
定位放射線治療(SBRT)による局所制御も可能で、痛みの緩和だけでなく、がんの進行を抑えることを目指す治療も行っています。
骨の症状をやわらげ、がんの進行を抑える力があるのが放射線治療です。

治療の特徴とメリット

  • 1~5回程度の短期集中治療で効果が期待できる場合も
  • CyberKnifeやIMRTを使い、1mm単位での高精度な定位照射が可能
  • 通院での治療が可能、身体への負担が少ない
  • 局所のがん制御と痛み緩和を両立する治療が可能です

よくあるご質問

Q. 骨転移にも根治的な治療ができるのですか?
A. 症例によっては、定位放射線治療(SBRT)により局所制御を目的とした照射が可能です。痛みの緩和目的だけでなく、がんの進行を抑える治療にもなります。

Q. 痛みはどのくらい軽くなりますか?
A. 多くの方が1~2週間以内に痛みの軽減を実感されます。効果の持続も期待できます。

Q. 入院の必要はありますか?
A. ほとんどの場合、通院治療で可能です。症状に応じて柔軟に対応いたします。

当院の実績

  • 骨転移に対する緩和的・治療的放射線治療の実績
  • CyberKnifeによる脊椎・骨盤への高精度定位照射(SBRT)を実施
  • 整形外科・腫瘍内科・緩和ケア・リハビリ部門とのチーム医療

もっと詳しく知りたい方へ(外部サイトへリンクします)

  • 国立がん研究センター がん情報サービス「病名から探す」はこちら(外部サイトへリンクします)
  • 日本放射線腫瘍学会 放射線治療Q&Aはこちら(外部サイトへリンクします)

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