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頭頚部がんに対する放射線治療



この病気について

頭頚部がんとは、口の中・のど・鼻・耳のまわりなど、頭や首にできるがんの総称です。
代表的なものに「口腔がん」「喉頭がん」「鼻咽腔がん」「舌がん」「咽頭がん」などがあります。
声や飲み込み、話す・食べる・呼吸するといった日常の大切な機能に関わる場所にできるため、治療方針は慎重に決める必要があります。

放射線治療はどんなときに使うの?

  • 手術が難しい場所にがんがあるとき
  • 声を残したい・機能を温存したい場合
  • 抗がん剤との併用によって治療効果を高めたいとき
  • 手術後の再発予防として
  • 再発や転移に対する治療として
放射線治療は「体を切らずに治療できる」選択肢であり、特に機能の温存を重視する方に有効です。

治療の特徴とメリット

  • がんの形に合わせて、放射線を精密に当てる「IMRT(強度変調放射線治療)」を導入
  • のどや口などの複雑な形にも対応し、必要な場所にだけ照射
  • 通院しながら治療が可能なケースも多数
  • 声や飲み込む機能をできるだけ守る治療方針

よくあるご質問

Q. 治療期間はどれくらいですか?
A. 通常は1日1回の照射を週5日行い、約6~7週間で完了します。

Q. 声は残せますか?
A. 放射線治療では、手術をせずに声を残せる可能性があります。ただし、がんの進行度によって異なりますので、医師とご相談ください。

Q. 痛みはありますか?
A. 治療中に痛みはありません。ただし、治療後に喉の痛みや飲み込みにくさが出ることがあります。医師や看護師がサポートします。

もっと詳しく知りたい方へ(外部サイトへリンクします)

  • 国立がん研究センター がん情報サービス「病名から探す」はこちら(外部サイトへリンクします)
  • 日本放射線腫瘍学会 放射線治療Q&Aはこちら(外部サイトへリンクします)

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