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肝臓がんに対する放射線治療



この病気について

肝臓がんは、肝臓にできるがんで、B型・C型肝炎ウイルスやアルコール性肝疾患、脂肪肝などが原因となることがあります。
日本では比較的多くみられるがんの一つで、再発や多発する傾向があるのが特徴です。
治療には、手術、カテーテル治療(TACE)、ラジオ波焼灼(RFA)、そして放射線治療など、さまざまな選択肢があります。

放射線治療はどんなときに使うの?

  • 手術や他の治療(TACE・RFA)が難しい場合
  • 門脈などの血管のすぐ近くにがんがある場合(他の治療ではリスクが高い)
  • 再発したがんや、治療を繰り返して体への負担が大きいとき
  • 肝機能を保ちながら治療したいとき
体を切らずにがんをピンポイントで治療できる方法として注目されています。

治療の特徴とメリット

  • CyberKnife(サイバーナイフ)やTrueBeam STxによる高精度治療
  • 肝臓の動き(呼吸)を考慮して、がんだけを正確に狙う
  • 少ない回数(1~5回)での短期集中治療(SBRT)が可能
  • 通院での治療が可能で、高齢の方や体力が心配な方にも適しています

よくあるご質問

Q. 肝臓がんにも放射線は効きますか?
A. 技術の進歩により、以前は難しかった肝臓がんへの照射も行えるようになりました。

Q. 肝機能が悪くても治療できますか?
A. 肝機能の状態に応じて、医師が安全性を確認したうえで治療可否を判断します。

Q. 通院だけで治療できますか?
A. はい。外来で週に数回の通院だけで完了する治療プランもあります。

当院の実績

  • 肝臓がんに対するSBRT(定位放射線治療)の経験あり
  • CyberKnifeによる追尾照射で、安全かつ効果的な治療を提供
消化器内科・肝臓専門医との連携で一人ひとりに適した治療方針をご提案します

もっと詳しく知りたい方へ(外部サイトへリンクします)

  • 国立がん研究センター「肝臓がん」の情報はこちら(外部サイトへリンクします)
  • 日本放射線腫瘍学会 放射線治療Q&Aはこちら(外部サイトへリンクします)

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