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肺がんに対する放射線治療



この病気について

肺がんは、日本人のがんによる死亡原因の中で最も多い病気です。
喫煙や加齢、遺伝的要因などが原因とされ、初期には症状が出にくく、発見が遅れることもあります。

肺がんには大きく分けて2種類あります:
  • 非小細胞肺がん(全体の約85%)
  • 小細胞肺がん(進行が速いが、放射線が効きやすい)

放射線治療はどんなときに使うの?

  • 手術ができない方や高齢の方の根治治療として
  • 手術と同じくらいの効果が期待される定位放射線治療(SBRT)
  • 抗がん剤と組み合わせて治療効果を高める(小細胞肺がんなど)
  • 脳転移や骨転移など、再発・転移に対する緩和的治療にも
がんの場所や状態に応じて、最も効果が高く、生活への影響が少ない方法を提案します。

治療の特徴とメリット

  • CyberKnife(サイバーナイフ)やTrueBeam STxによる高精度な治療
  • 呼吸に合わせた「動くがん」への照射にも対応(肺がん特有の技術)
  • 手術と同等の効果を、通院で・体に負担なく実現できる場合も
  • 高齢の方でも安全に受けられる

よくあるご質問

Q. 手術をせずに治ることもあるのですか?
A. 特に早期の肺がんでは、放射線治療だけで完治を目指せる場合もあります。

Q. 痛みはありますか?
A. 治療中は痛みはありません。数分から20分程度で終わることが多いです。

Q. 通院で治療できますか?
A. はい。SBRT(定位照射)は4~10回の外来治療で完了します。III期肺がんの場合は30回の照射になります。

もっと詳しく知りたい方へ(外部サイトへリンクします)

  • 国立がん研究センター「肺がん」の情報はこちら(外部サイトへリンクします)
  • 日本放射線腫瘍学会 放射線治療Q&Aはこちら(外部サイトへリンクします)

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