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前立腺がんに対する放射線治療



この病気について

前立腺がんは、男性に多いがんの一つで、特に高齢になるほど発症する方が増えます。
PSA検査の普及により、症状がない早期の段階で発見されることも多くなっています。

前立腺がんには、監視療法、手術、放射線治療、薬物療法(ホルモン療法)など、さまざまな治療方法があります。がんの進行度や悪性度、年齢、健康状態、患者さんのご希望などを考慮して治療方法を選択します。

放射線治療はどんなときに使うの?

放射線治療は、前立腺がんを治すことを目的とした治療の一つです。
  • 手術を行わずに根治を目指したい方
  • 高齢や持病などのため手術を希望されない、または手術が難しい方
  • 通院しながら治療を受けたい方
  • 手術後に再発の可能性がある方、または再発した方
など、さまざまな状況で行われます。
病状によっては、放射線治療の前後または治療中にホルモン療法を組み合わせることがあります。

当院の限局性前立腺がんに対する特徴とメリット

当院では、限局性前立腺がんに対する外部放射線治療として、主に次の2つの方法を行っています。

サイバーナイフによる定位放射線治療(治療回数:5回)

サイバーナイフを用いて、前立腺に放射線を高精度に集中させる治療です。
治療中の前立腺の位置を確認しながら照射することで、周囲の直腸や膀胱への放射線をできるだけ抑えながら治療します。
通常5回の照射で治療が完了するため、通院期間を大幅に短くできることが大きな特徴です。

IMRT:強度変調放射線治療(治療回数:20回)

病変の広がりや位置などによってサイバーナイフによる定位放射線治療が適さない場合には、IMRTによる20回の放射線治療を行います。
IMRTも、前立腺に必要な放射線を集中させながら、周囲の直腸や膀胱への放射線をできるだけ少なくする高精度放射線治療です。
どちらの治療方法が適しているかは、病気の状態や画像所見、患者さんの身体の状態などを確認したうえで、腫瘍放射線科でご相談します。

よくあるご質問

Q. 放射線治療でがんは治りますか?
A. はい。限局性前立腺がんでは、放射線治療は手術とともに根治を目指す治療の一つです。

Q. 治療中に痛みはありますか?
A.放射線が当たっていることによる痛みや熱さはありません。

Q. 副作用はありますか?
A. 治療中から治療後しばらくの間に、頻尿、排尿しにくい感じ、排尿時の違和感や痛み、便通の変化などがみられることがあります。症状や程度には個人差がありますので、治療前に担当医から詳しくご説明します。

Q. 通院で治療できますか?
A. はい。基本的には外来通院で治療できます。
遠方から治療を受けられる方などでは、治療期間中の入院についてもご相談いただけます。

当院の実績

  • 前立腺がんでIMRTを用いた治療は2000年代初頭から行っています
  • CyberKnife・TrueBeam STxを用いた高精度・短期集中型治療に対応
  • 泌尿器科・腫瘍内科との連携によるチーム医療を実践

お問い合わせ・ご予約

地域医療連絡室(JUNC)

受付時間 月曜日~金曜日:8時30分~19時00分
土曜日:8時30分~13時00分
ご連絡先 電話:0120-107-352

もっと詳しく知りたい方へ

前立腺がんの病期や治療方法、放射線治療、ホルモン療法などについては、国立がん研究センターの「がん情報サービス」に詳しく掲載されています。

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