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直腸がんに対する放射線治療



この病気について

直腸がんは、大腸のうち肛門に近い「直腸」にできるがんです。
大腸がんの中でも放射線治療が効果的に使われる代表的ながんで、手術と組み合わせることで再発予防や機能温存につながります。
初期では症状が少ないこともありますが、便の変化・出血・残便感などがきっかけで見つかることがあります。

放射線治療はどんなときに使うの?

手術前にがんを小さくして、肛門を温存する目的
  • 手術後の再発予防として(補助放射線治療)
  • 手術が難しい方の代替治療として
  • 再発や局所進行に対するコントロール治療として
  • 症状(痛み・出血・便通異常など)の緩和目的
直腸がん治療では放射線治療が重要な選択肢のひとつです。

治療の特徴とメリット

  • IMRT(強度変調放射線治療)により、周囲の臓器(小腸・膀胱・前立腺など)を保護しながら正確に照射
  • 手術前の照射で、がんを小さくし手術の成功率を高める
  • 痛みや便通の症状をやわらげ、生活の質(QOL)を保つ
  • 通常は外来通院で、1日1回・週5回を数週間実施

よくあるご質問

Q. 放射線治療は有効ですか?
A. 一部の早期がんや手術が難しい場合には、放射線+抗がん剤による根治的治療が行われることもあります。

Q. 副作用はありますか?
A. 一時的に下痢・便意切迫感・肛門まわりの違和感などが生じることがありますが、多くは一過性です。

Q. 通院で治療できますか?
A. はい。外来通院で無理なく受けられるよう治療スケジュールを調整します。

当院の実績

  • 直腸がんに対する術前放射線治療・補助治療の実績あり
  • IMRT技術により、直腸周囲の重要な臓器を保護しながら精密に照射
  • 消化器外科・腫瘍内科・緩和ケアとの多職種連携によるチーム医療を提供

もっと詳しく知りたい方へ(外部サイトへリンクします)

  • 国立がん研究センター「大腸がん(直腸がん)」の情報はこちら(外部サイトへリンクします)
  • 日本放射線腫瘍学会 放射線治療Q&Aはこちら(外部サイトへリンクします)

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