発酵食「甘酒」の秘めた魅力
◆8月5日は発酵の日
「はっ(8)こう(5)」と読む語呂合わせから、8月5日は「発酵の日」とされています。(味噌の製造で知られるマルコメ株式会社が制定。)近年、健康維持に役立つとして大注目の発酵食品、「甘酒」についてご紹介します。
「はっ(8)こう(5)」と読む語呂合わせから、8月5日は「発酵の日」とされています。(味噌の製造で知られるマルコメ株式会社が制定。)近年、健康維持に役立つとして大注目の発酵食品、「甘酒」についてご紹介します。
◆「甘酒」とは?
冬の飲み物のイメージが強い甘酒ですが、江戸時代から夏バテ予防に飲まれていたことから、俳句の夏の季語として使われています。甘酒は、作り方などの違いにより大きく2種類に分けられます。
・米麹甘酒:蒸したお米に麹菌を加えたもの。ノンアルコールで、砂糖を加えずお米がもつ自然の甘さが楽しめます。
・酒粕甘酒:お酒を造るときにできた酒粕に砂糖を加えたもの。微量のアルコールを含みます。
冬の飲み物のイメージが強い甘酒ですが、江戸時代から夏バテ予防に飲まれていたことから、俳句の夏の季語として使われています。甘酒は、作り方などの違いにより大きく2種類に分けられます。
・米麹甘酒:蒸したお米に麹菌を加えたもの。ノンアルコールで、砂糖を加えずお米がもつ自然の甘さが楽しめます。
・酒粕甘酒:お酒を造るときにできた酒粕に砂糖を加えたもの。微量のアルコールを含みます。
◆「飲む点滴」甘酒の効能
甘酒には、ビタミンやアミノ酸、ブドウ糖など疲労回復に役立つ栄養素が豊富に含まれており、「飲む点滴」と言われ健康飲料として注目されています。甘酒の健康効果や機能性についての医学的な根拠はまだ十分ではありませんが、近年では、便秘改善やコレステロール低下などの効果があるという報告もあります。
ただし、甘酒のエネルギー量はコップ1杯(200ml)で160kcal、コンビニのおにぎり1個分程度に相当しますので、摂りすぎは肥満の原因になってしまいます。飲みすぎにはご注意ください。
甘酒には、ビタミンやアミノ酸、ブドウ糖など疲労回復に役立つ栄養素が豊富に含まれており、「飲む点滴」と言われ健康飲料として注目されています。甘酒の健康効果や機能性についての医学的な根拠はまだ十分ではありませんが、近年では、便秘改善やコレステロール低下などの効果があるという報告もあります。
ただし、甘酒のエネルギー量はコップ1杯(200ml)で160kcal、コンビニのおにぎり1個分程度に相当しますので、摂りすぎは肥満の原因になってしまいます。飲みすぎにはご注意ください。
◆まだまだ暑いこの時期に おススメ甘酒レシピ♪
甘酒と梨のスムージー
涼を感じるやさしい甘さのドリンクです。
梨に含まれる食物繊維も一緒にとれ、整腸作用がUPします!
<材料> (1人分)
・甘酒 50ml
・梨 50g
・無糖ヨーグルト 80g
<作り方>
皮をむいて一口大に切った梨と、甘酒、ヨーグルトを
フードプロセッサーで撹拌する。
涼を感じるやさしい甘さのドリンクです。
梨に含まれる食物繊維も一緒にとれ、整腸作用がUPします!
<材料> (1人分)
・甘酒 50ml
・梨 50g
・無糖ヨーグルト 80g
<作り方>
皮をむいて一口大に切った梨と、甘酒、ヨーグルトを
フードプロセッサーで撹拌する。
コロナ禍の影響から自宅で過ごす時間が長くなった方も多いのではないでしょうか。
間食やアルコールは増えていませんか?体重や血圧などは自宅で測定が可能ですが、血液検査や超音波検査などは医療機関で検査が必要です。1年に1回は自分の健康状態を確認するためにも人間ドック・健康診断を受診しましょう。ご予約はインターネット、お電話からお気軽に。
間食やアルコールは増えていませんか?体重や血圧などは自宅で測定が可能ですが、血液検査や超音波検査などは医療機関で検査が必要です。1年に1回は自分の健康状態を確認するためにも人間ドック・健康診断を受診しましょう。ご予約はインターネット、お電話からお気軽に。
バックナンバー 管理栄養士コラム
10月1日は何の日?~発酵食品の世界~
https://www.seirei.or.jp/hoken/dietician-column/zyuugatutuitachi/
7月10日は納豆の日
https://www.seirei.or.jp/hoken/dietician-column/20210707/
聖隷予防検診センター 管理栄養士 木下 裕香子
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