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「プレコンセプションケア」をご存じですか?


プレコンセプションケア

プレ(Pre)は「その前」、コンセプション(Conception)は「受胎」。
プレコンセプションケアは「妊娠前の健康管理」を意味しています。
プレコンセプションケアは、将来妊娠・出産したいと考えている女性だけでなく、思春期以降、妊娠可能な年齢のすべての女性に必要なものです。
自分自身で健康管理ができるようになるということは、生涯にわたって質の高い生活を送ることにつながります。

健康でいるための生活習慣

適正体重を維持する

18〜49歳の女性の適正体重の範囲は、BMI値で18.5〜24.9です。
  • やせ(18.5未満)
    栄養不足による鉄欠乏性貧血や骨量の低下などの健康問題を引き起こし、妊娠・出産時には低出生体重児の要因になります。

  • 肥満(25.0以上)
    生活習慣病につながり、妊娠・出産時には妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群等につながります。

適正範囲に収まるように体重をコントロールすることが大切です。

バランスのよい食事

若い女性はたんぱく質、カルシウム、食物繊維等が不足して、「低栄養」の傾向にあります。
主食・主菜・副菜をそろえて3食規則正しく食べるよう心がけましょう。
細胞の生産や再生を助ける葉酸も積極的に摂取しましょう。
葉酸は胎児の細胞分化に不可欠なビタミンで、ブロッコリー、ほうれん草、納豆などに多く含まれています。

適度な運動をする

健康づくりには30分以上の運動を週2日以上実施します。
運動不足の人は、今よりも毎日10分長く歩くなど、身体活動量を少しでも増やしてみましょう。

プレコンセプションケア健診

聖隷健康サポートセンターShizuokaでは、若い世代が自分のカラダとココロについて正しく理解し、早くから健康的な生活習慣を身につけることをめざす「プレコンセプションケア健診」を実施しています。
お一人おひとりのライフプランに寄り添いながら、健診の実施だけでなく身体のケア方法・食事や運動に関するアドバイスまで、婦人科外来を併設する健診施設として、産婦人科専門医・女性ヘルスケア専門医・漢方専門医・看護師・保健師・助産師・受胎調節実施指導員(リプロヘルスサポーター)・管理栄養士・健康運動指導士などの専門職が、あなたの健康管理をトータルにサポートをします。
今から、ご自身の健康や将来と向き合い、正しい健康づくりをしていきましょう。

*「プレコンセプションケア健診」の詳細はこちらから

聖隷健康サポートセンターShizuoka 大河原梨佳

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