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ホーム >  聖隷健康診断センター >  研究協力のご案内 >  医学系研究に関する情報公開および研究協力のお願い:人工知能(AI)を利用した胸部単純エックス線画像用診断支援システムの製品開発および評価(2022年8月25日)

医学系研究に関する情報公開および研究協力のお願い:人工知能(AI)を利用した胸部単純エックス線画像用診断支援システムの製品開発および評価(2022年8月25日)


聖隷健康診断センターでは、聖隷福祉事業団 保健事業部 倫理委員会の承認を得て、下記の医学系研究を実施しております。
 研究の実施にあたり、対象となる方の既に存在する試料や情報、記録、あるいは、今後の情報、記録などを使用させていただきますが、対象となる方に新たな負担や制限が加わることは一切ありません。
 ご自身の試料や情報、記録を研究に使用してほしくない場合や研究に関するお問い合わせなどがある場合は、以下の「問い合わせ窓口」までご連絡下さい。研究への参加を希望されない場合、研究対象から除外させていただきます。研究への参加は自由意思であり、研究に参加されない場合でも、不利益を受けることは一切ありませんのでご安心下さい。
研究課題名 人工知能(AI)を利用した胸部単純エックス線画像用診断支援システムの製品開発および評価
研究責任者 聖隷福祉事業団 保健事業部 福田崇典
コニカミノルタ株式会社 ヘルスケア事業本部 竹村幸治
研究実施体制 当センター、聖隷浜松病院およびコニカミノルタ株式会社
調査期間 2022年9月1日から2024年3月31日
対象者 2014年4月1日から2020年3月31日の期間に聖隷健康診断センターで、健診として胸部X線撮影をうけ、正常判定された 最大50,000例、要精密判定(結節あるいは浸潤影)された最大3,000例(患者重複あり)、最大 合計53,000例
研究の意義・目的 日本における死亡原因の第一位は悪性新生物(全体の27.9%)であり、悪性新生物の部位別でみた場合には『気管、気管支および肺』が男女ともに最も多いとされます。また、肺炎による死亡も日本における死亡原因の第五位であり、呼吸器疾患は日本における主要な死亡原因となっており、早期発見、早期治療が望まれます。
これまで、当センターではコニカミノルタ社との共同研究(倫理審査 受付番号:03-01)において、胸部X線画像の健診で得られた読影判定と胸部単純エックス線画像用診断支援システム(以下、CXR-AIソフトウェア)での解析結果とを比較し、CXR-AIソフトウェアの検出精度評価を実施した。結論として、専門医以外に対する診断支援を期待する場合、検出精度の改善が必要との見解に至りました。
共同研究の目的は、CXR-AIソフトウェアの検出精度向上とその評価です。
今後、検出精度改善されたCXR-AIソフトウェアを当センターに導入することで、胸部単純エックス線画像の読影精度の向上に寄与することが期待されます。
研究の方法 当センターで撮像されPACS に保存されている胸部単純エックス線画像のうち、正常、結節影または浸潤影が存在する症例を抽出し、専門医による病変位置の特定作業を行います。対象画像、病変位置情報(診断レポート含む)をCXR-AIソフトウェアの病変検出精度改善および検出精度評価のため、コニカミノルタ株式会社へ提供します。
個人情報の取扱い 本研究では、コニカミノルタへ提供するデータは全て特定の個人を識別できず復元できない程度まで匿名加工し、匿名加工情報として提供します。研究成果は個人情報が特定できない状態で学会等で発表されることがあります。取り扱う情報は、厳密に管理し、外部に漏洩することはありません。なお、個人情報の利用目的等について詳細をお知りになりたい場合は、「問い合わせ窓口」までご連絡下さい。
個人情報開示に係る手続き 個人情報開示の手続きについては、「問い合わせ窓口」にご相談下さい。
資料の閲覧について ご要望があれば、開示可能な範囲で、この研究の計画や方法について資料をご覧いただくことができます。ご希望の方は、「問い合わせ窓口」までご連絡下さい。
問合せ窓口 聖隷健康診断センター 放射線課 技師長 小林秀行
TEL:053-475-1226(代表)
社会福祉法人 聖隷福祉事業団 保健事業部 倫理委員会
(番号:04-12)2022年12月23日 承認