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ホーム >  外来診療 >  予防接種 >  HPVワクチン(子宮頸がん予防)

HPVワクチン(子宮頸がん予防)


子宮頸がんの原因として最も多く報告されている、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。子宮頸がんのうちの60~70%を予防できるといわれています。
現在、定期接種として公費で受けられるHPVワクチンは4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の2種類があります。

注意

  • このワクチンは、すでに感染しているHPVを排除したり、子宮頸部の前がん病変やがん細胞を治す効果はなく、あくまで接種後のHPV感染を防ぐものです。
  • ワクチン接種はHPV16型と18型の感染を防ぐことはできますが、全ての発がん性HPVの感染を防ぐことはできません。ワクチンを接種していても子宮頸がんにかかる可能性はあります。
  • 子宮頸がんの予防には、ワクチンの接種だけではなく、20歳になったら定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。

HPVワクチン定期接種について

自治体が行うHPVワクチンは、接種日に小学校6年生~高校1年生に相当する年齢の女子を対象した定期接種対象ワクチンです。
HPVワクチンは、平成25(2013)年6月から、積極的な勧奨を一時的に差し控えていましたが、令和3(2021)年11月に、専門家の評価により「HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当」とされ、原則、令和4年4月から、他の定期接種と同様に、個別の勧奨を行うこととなりました。
接種を希望される方は、定期接種として無料で接種することができます。
積極的推奨の差控えにより接種機会を逃した平成9年度~平成18年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)の女子は公平な接種機会を確保する観点から、キャッチアップ接種の対象となります。詳しくは 厚生労働省ホームページ「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~」をご覧ください。接種をご希望の場合は、定期接種として無料で接種することができます。

接種をご希望の場合は、厚生労働省が作成したリーフレット「HPVワクチンの接種を検討しているお子様と保護者の方へ」をよく読み、ワクチンの有効性とリスクを十分に理解したうえでご検討ください。

HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方の接種のこと。
 
聖隷健康診断センター・聖隷予防検診センター・聖隷健康サポートセンターShizuokaの各施設で、HPVワクチンの定期接種が可能です。
予約制です。定期予防接種を希望される場合は、予約センターへご連絡をお願いいたします。
詳細は、各施設のHPVワクチンのページをご覧ください。