グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  聖隷予防検診センター >  女性専用メニュー >  女性検診推進プロジェクト

女性検診推進プロジェクト


聖隷予防検診センターでは、
女性が検診を受けやすい環境を作るため、女性検診推進プロジェクトを開催しています。
「ファースト・ママ検診」に午前のプランができました。

2018年10月から始まった「ファースト・ママ検診」に、午前のプランが登場。
プラン作成の経緯を女性検診推進プロジェクトの皆さんに伺いました。

<お話を伺ったプロジェクトメンバー>
諏訪香医師、放射線課:齋藤忍技師、澤村 眸技師
健診看護課:看護師・三宅綾子さん、保健師・大野美紀さん
顧客サービス課:武石真里那さん、西本夕夏さん

すきま時間で婦人科検診「ファースト・ママ検診」

乳がん・子宮頸がんは、早く見つけることができれば治療後の経過もいいことを知ってもらい、検診を受けるためのハードルを下げることがコンセプトにあります(諏訪医師)。
自分のことが後回しになってしまう忙しいお母さんたちに、“すきま時間を利用して検診を受けてほしい”という想いから、短時間で受けられる婦人科検診のコースとして企画しました。本格稼働から3年半が経過し、利用された方からの満足度が高いコースです(齋藤さん)。
【対象】主に小学生以下のお子様がいらっしゃる方

子育て世代がかかりやすい、子宮頸がんと乳がん

子宮頸がんは20代から、乳がんは30代後半から増え始めるがんです。
この世代の方が検診の必要性を理解し、定期的に検診を受けていくことが、子宮頸がんや乳がんの将来の死亡率を下げることにつながります(大野さん)。

子宮頸がんは「予防できる」

子宮頸がんのほとんどが、性交渉によってHPV(ヒトパピローマウイルス)が子宮頸部の粘膜へ感染することが原因で発症します。
ウイルスの感染を予防するワクチンの定期接種を積極的に行っている国では、ワクチン接種を受けた世代の子宮頸がんの発生数が10分の1に減少しています。また、定期的な検診でがんになる前に発見し、治療することができます。
一次予防であるワクチン接種と、二次予防の定期検診を積極的に行っている国では、今世紀中に子宮頸がんはなくなるといわれています。
しかし、日本のワクチン接種率は極端に低く、検診受診率もアメリカの半分に満たないほど低い状況です。

乳がん

乳がんは、女性の全がんの中で罹患率は第1位ですが死亡率は第5位です。
早期に発見して治療を受ければ、ほとんど命にかかわることはない治療成績の良いがんになっています。
早期発見のためには、マンモグラフィや乳房エコーなどの画像検査を定期的に行うことが必要です。
がんの種類によっては、検診と検診の間に急激に大きくなるものもあるため、セルフチェックが大切です。

午前のプランは利用者様の声から

「どういうきっかけで知ってくれて、利用してくれたのかなということを知るため」に、アンケートを提案したという諏訪医師。そのなかに、“午前の枠があったら嬉しい”という意見があったとのこと。確かに、家にいるお母さんにとって午前中は貴重な時間だ!ということから、プロジェクトで検討を重ね、ニーズに応えるべく午前のプランの設定に至ったそうです。

毎日予約できる午前のプラン

今までは、水曜日の午後のみだった「ファースト・ママ検診」。
“予定が合わなくて検診が受けられない”という声もあり、午前のプランは毎日受けられるようになりました。

各課の連携で検査は約1時間半で終了

聖隷予防検診センターに到着後、受付から「ファースト・ママ検診」への対応が始まります。
受付を担当する顧客サービス課では、通常のコースとは別色のクリアファイルに「ファースト・ママ検診」の表示をして順路表等を利用者様にお渡し。このクリアファイルを目印に、健診看護課、放射線課がスムーズな検診を進めていきます。この配慮のお陰で、検査時間が約1時間半を過ぎてしまうことは、ほとんどないというお話でした。
お昼ご飯の用意も、お子様のお迎えにも間に合います!

ママの元気はみんなの元気

子宮頸がん・乳がんにかかる人を少しでも減らしたい
早期治療につなげたい、という
スタッフの熱い想いが詰まった「ファースト・ママ検診」。
家事の合間に、ぜひご利用ください。

ファースト・ママ検診の詳細はこちらからご覧ください。

ご予約・お問合せ

いそがしいママに!いつでも便利なインターネット予約をご利用ください。
健康診断予約フォーム(こちらからファースト・ママ検診をお選びください)
浜松地区予約センター
0120-938-375 0120-938-375 053-439-1362

受付時間(祝日除く)
月~金曜日 9時~16時/土曜日 9時~12時