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役員がつづるコラム「膠漆之心」

理事 山本貴道:聖隷三方原病院院長 (2023年10月号)病院長拝命に当たって思うこと - ご縁を大切に


私は1986年に浜松医大を卒業しました。当時は今と違って正式な形での初期研修は無く、すぐに医局に入るシステムであったため、学生時代から考えていた脳神経外科学教室に入局しました。脳神経外科への入局を最終的に決める前、実は他県の病院での研修も考えていたため、そこに採用されていれば人生は大きく異なっていたことでしょう。
半年間、大学病院で基礎的なことを学んだ後、脳神経外科研修のために聖隷三方原病院に配属となりました。同期が複数名いたため、希望者が重なり「くじ引き」で決まったと記憶しています。当時の脳神経外科にいらしたのが、堺常雄先生・田中篤太郎先生・藤島一郎先生でした。この3名の先生方には現在でもご指導いただいており、正に運命的な出会いであった訳です。そして再び聖隷三方原病院に勤務することになったのも、「くじ引き」から始まった何かのご縁と言えます。脳神経外科の関連病院はいくつもあったので、他施設に行っていれば、現在のように聖隷福祉事業団の職員となることも無かったかも知れません。人生には良い縁も悪い縁もあると思いますが、人生はご縁の繰り返し、連鎖で成り立っていると言えましょう。

皆で知恵を出し合う機会を設ける目的で「経営戦略会議」を始めました

先日、当院での研修を希望する医学生が多数見学に来ていたため、「後悔しない選択を」とお話ししました。研修病院や将来の診療科で迷った場合、自分で下した最終的なその選択は例え失敗に終わったとしても後から後悔しない心掛けが必要だという意味です。ご縁を拾うも捨てるも自分次第と思われます。勤務している全ての職員が「この場所で働けて良かった」と思われるような病院にしていきたいと思います。それを支えるのが事業団及び当院の理念である「隣人愛」です。これは患者さん達に向けてだけではなく、職員同士にももっと強調されるべきだと就任時の朝礼でも述べさせていただきました。そして院内にこのコラムのタイトルである「膠漆之心」が芽生えるよう見守っていくのが私の使命だと考えています。

聖隷三方原病院の紹介

所在地 〒433-8558
静岡県浜松市北区三方原町3453
電話番号 053-436-1251
FAX 053-438-2971
開設日 1942年12月24日
定員・定床数 940床(一般816床〔コロナ特例病床6床含む〕)、精神104床、結核20床)
施設種別 ・医療保護施設
・助産施設
・居宅療養管理指導事業
・訪問看護事業
ホームページ こちらをご覧ください

聖隷三方原病院は2022年12月24日に開設80周年を迎えました

経営方針「この地域にしっかりと根ざし、住民に信頼される病院づくり」

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