グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



役員がつづるコラム「膠漆之心」

常務執行役員:武藤繁貴(2024年5月) ~生活習慣を見直し1年間で5㎏の減量を達成~


特定健診は、内臓脂肪の蓄積を基として起こる脳心血管疾患や糖尿病合併症を予防するための制度です。特定健診をはじめとする保健事業を主な業務とする保健事業部職員は、率先して予防に取り組まなければなりません。そこで、昨年度から私も生活習慣の改善に取り組み、1年間で5㎏の減量を達成しました。

図1 ご飯の量を8分目まで減量

まず取り組んだのは摂取エネルギーの削減で、ご飯を普通盛りから8分程度に減らしました(図1)。これだけで、1食につき40kcal、1日120kcal、1ヵ月3,600kcal程度の削減です。これに加え、間食も少し減らしています。脂肪1㎏が7,000kcal相当なので、計算上は0.5kg/月、6㎏/年程度の体重減少になるはずです。実際には計算通りとはなりませんが、5㎏の減少であれば相応の成果と言えます。無理なダイエットはリバウンドを起こしますが、単なる食べ過ぎを是正しただけなので、全く無理などなく長続きしています。ちなみに、ご飯量の調整は、お茶碗を小さいものに変えるのも効果的な手法です。
体重測定は減量に有効な手段であるため、毎日体重を測定しています。もちろん、体重計に乗るだけで体重が減るわけではありません。行動科学には、人は危機感を感じることによって行動を起こすというヘルス・ビリーフ・モデルというものがあります。私も、前日より体重が増えていれば危機を感じ、生活習慣の修正を行うようにしています。

図2 InBodyの部位別筋肉量結果

減量の目的はあくまで内臓脂肪を減らすことであって、筋肉量まで減らしてはいけません。このため、家でできる簡単な筋トレを継続して行っていますが、下肢筋力の衰えを感じていたこともあり、下肢の筋トレが中心でした。筋トレの成果を確認したいと思っていたところ、ちょうど今年度、オプション検査として体成分分析装置InBodyを導入したため、筋肉量を測定してみました。その結果が図2ですが、筋トレの成果のためか下肢筋力は標準でしたが、上肢と体幹の筋肉量が少ないことが判明しました。上肢の筋力が少ないと思ったことは一度もありませんでしたが、この結果を受け入れ、現在は上肢や体幹の筋トレも増やしています。筋トレの成果を確認するため、今後は定期的に筋肉量をチェックしたいと思います。皆さんもInBodyで体組成を測定し、脂肪量や筋肉量をチェックしてみてはいかがでしょうか。

人間ドック・健康診断のご予約には
24時間いつでも利用できる「インターネット予約」が便利です!

●胃の検査で内視鏡をご希望の場合は、
 聖隷健康診断センター東伊場クリニックに空きがあります。
 ぜひご利用ください。
(東伊場クリニックは受診当日に血液検査・尿検査の結果をお伝えし、
 全ての結果は後日郵送いたします)
●ご予約の際は、お手元に健康保険証をご用意ください。

予約はこちら↓
https://www.seirei.or.jp/hoken/request/
  1. ホーム
  2.  >  役員がつづるコラム「膠漆之心」
  3.  >  常務執行役員:武藤繁貴(2024年5月) ~生活習慣を見直し1年間で5㎏の減量を達成~
PAGE
TOP
施設探す