理事 平川健二:高齢者公益事業部長(2025年3月号)子孫に美芝を残す
3月に入ると、いよいよあの季節が到来したかと私は密かに気合を入れることとなります。
あの季節とは芝生の生育時期です。
あの季節とは芝生の生育時期です。
今から20年前自宅を建てる時、庭はどうしようかと考えました。妻は庭いじりに全く関心を示さない人なので全権は私に。私は木も草花のことも分らない、畑を耕した経験もゼロ、となれば”開放感あり、清々しい、緑豊かな芝生のある暮らし”これしかないと全面芝庭にしてくださいと住宅メーカーの方にお願いしました。「素人の方はだいたい2~3年で芝庭は放棄されますけどね」という言葉にもひるむことなく、意気揚々と庭に芝が張られていく様子を眺めていました。
それが芝庭との悪戦苦闘の始まりでした。
先ずは失敗の連続。芝に穂が出ることも知らずに雑草と勘違いして、一歩一本丁寧に何時間もかけて抜いたり、スズメバチに向けたはずの殺虫剤を誤って芝に向けそこだけきれいに枯らしてしまったり。
大敵は名前の通りどこにでも進出してくる雑草。特に3月から6月にかけては芝の生育よりも雑草が圧倒的に強く、手で取る、芝用除草剤を撒く、見て見ぬふりをする、などあの手この手で雑草との戦いが続きます。
そんな私の苦労を知ってか、芝は毎年夏には力強く育ち、勢い余って駐車場や玄関など余計な所にまで根を張ってくれます。
夏には青々と、秋には赤みがかった紅葉の姿を見せてくれ、通りがかりの知らない方からお褒めの言葉を頂くと大切な家族を褒められたがごとく喜びを感じます。
先ずは失敗の連続。芝に穂が出ることも知らずに雑草と勘違いして、一歩一本丁寧に何時間もかけて抜いたり、スズメバチに向けたはずの殺虫剤を誤って芝に向けそこだけきれいに枯らしてしまったり。
大敵は名前の通りどこにでも進出してくる雑草。特に3月から6月にかけては芝の生育よりも雑草が圧倒的に強く、手で取る、芝用除草剤を撒く、見て見ぬふりをする、などあの手この手で雑草との戦いが続きます。
そんな私の苦労を知ってか、芝は毎年夏には力強く育ち、勢い余って駐車場や玄関など余計な所にまで根を張ってくれます。
夏には青々と、秋には赤みがかった紅葉の姿を見せてくれ、通りがかりの知らない方からお褒めの言葉を頂くと大切な家族を褒められたがごとく喜びを感じます。
今月還暦を迎える私はこれからの人生を考え、この芝を大切に育て「子孫に美田を残さず」ではなく「子孫に美芝を残す」の気持ちでこれからも芝を育てていこうと庭を眺めていると、後ろから「お父さんがいなくなったら庭は全面テラスに作り替えるわ」という妻の言葉が聞こえてきました。
オンライン診療実施中~横浜エデンの園~
エデンの園情報誌「ゆかり通信vol.123」で関連記事をご覧いただけます
横浜エデンの園では、2024年6月から聖隷横浜病院 泌尿器科、2025年2月から聖隷三方原病院 皮膚科とのオンライン診療を開始いたしました。
オンライン診療とは、ビデオ会議システムを利用し、予約から受診、検査、投薬、支払い、薬をもらうまで、自宅に居ながら全て完結できる診療体系です。家から病院に行く必要がないため、移動時間や感染リスクもなく、受診者負担が軽減されます。足の不自由な方にとっては特に有効な診療手段です。
オンライン診療とは、ビデオ会議システムを利用し、予約から受診、検査、投薬、支払い、薬をもらうまで、自宅に居ながら全て完結できる診療体系です。家から病院に行く必要がないため、移動時間や感染リスクもなく、受診者負担が軽減されます。足の不自由な方にとっては特に有効な診療手段です。