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役員がつづるコラム「膠漆之心」

理事 平川健二(2026年3月号)マイハウス マイルール


アメリカのコメディドラマ「ヤング・シェルドン」(2017年にスタートし、残念なことに2024年に終了しました)には印象的なシーンがあります。主人公の父親が高校生の息子とそのガールフレンドが息子の部屋へ入るのを見て、戸惑いながら「部屋のドアは空けておくように。それからベッドに座ることも禁止だ」と息子に伝えます。息子は「何でだよ。音楽を聞くだけじゃないか!」とふてくされると、父親は「マイハウス マイルール‼(私の家では私がルールだ‼)」とやり返し、二人の関係が険悪になるシーンです。

束の間の秩序を楽しむ調味料達

私にも厳格な「マイルール」があります。例えば調味料は必ずラベルが見えるように置くこと、履いた靴は24時間経過後に靴箱に入れること、等です。(その他の細かいルールを紹介すると、こだわりが強すぎて扱いづらい人間だと思われるので省略しておきます)しかし、私の家族はそれらのことを全く気にすることなく、調味料のラベルはいつも適当な方向を向き、靴は時間に関係なく靴箱に収容され、娘にそのことを訴えると「家族で暮らすってことはそういうことだよね」と軽く私の肩を叩き、通り過ぎていきました。
皆さんも経験されていることと思いますが、初めての職場で働き始める時は緊張するものです。なんとなく周囲は忙しそうだし、自分は何をしたらいいのか分からないし、あの人は一体どんな人なんだろうか、と。

当事業部はネクタイ着用がルール。面倒だと思っていま・・

どうすればこの「初めては居心地悪い現象」を改善できるのか。その大きなポイントは「職場ルール」が広く開示されていないことにあるのではないか、と考察いたしました。例えば「このイスには座っても良いが、あのイスには座ってはいけない」「冷蔵庫のこの段には私物を置いても良いが、こちらの段には置いてはいけない」「この人の話は半分冗談だから気にしなくて良い」など、職場内のルールや慣習が明確であれば、誰もが「こうすれば良い」という指針を理解しやすくなります。そうすることで、職場の居心地は自然と良くなるでしょう。
さらに、そのルールがどの職場であっても、どの業務であっても共通のものであればなおストレスフリーに近づき、部署異動や配置換えはもっと前向きに行われるのではないでしょうか。
「業務の標準化」は今私が一番取り組みたい課題です。
「ヤング・シェルドン」の父親もルールを明確に息子に示してあげていれば、彼はきっとふてくされることなく部屋のドアは空け、ベッドに座ることもしなかったのだと思います。

現場教育ツール「tebiki」

動画マニュアル「tebiki」は「正しいやり方が紙では伝わらない」「人によって教え方が違う」などの現場教育の課題について、ルールを動画にすることで視覚的に分かりやすく相手に伝えることができる教育システムです。
高齢者公益事業部では2023年度より横浜エデンの園にてトライアルをはじめ、2025年度では全エデンのケア部門にて活用しています。2026年度は全部門に拡張し「伝える」「教える」ことの標準化を事業部全体で目指していきます。

現場での使い方

撮影した動画をPCもしくはスマートフォンで簡単に閲覧できます。
介護現場では、入居者の介助方法が独自のやり方になりやすく事故につながることも少なくありません。
こうした課題も動画マニュアルを活用することで解決できます。
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