常務執行役員:井上英樹(2021年7月号)日々の取り組みから生まれた決算数値 〜2020年度決算報告〜
聖隷福祉事業団は、このたび2020年度(第90期)の決算を終えることができました。
今回の決算数値は、事業団全体で利用者様を新型コロナウイルス感染症から守り、安心して医療や介護サービスをお受けいただけるよう、日々真摯に取り組んだ結果の数値です。
各施設では、玄関での検温や消毒対応、空気清浄機設置や感染防止策、待合エリアの3密対策、新型コロナウイルス感染症患者様の受け入れ、PCR検査の実施、高齢者施設等でのリモート面会、生活困窮者対応等、職員一丸となり対応いたしました。
今回の決算数値は、事業団全体で利用者様を新型コロナウイルス感染症から守り、安心して医療や介護サービスをお受けいただけるよう、日々真摯に取り組んだ結果の数値です。
各施設では、玄関での検温や消毒対応、空気清浄機設置や感染防止策、待合エリアの3密対策、新型コロナウイルス感染症患者様の受け入れ、PCR検査の実施、高齢者施設等でのリモート面会、生活困窮者対応等、職員一丸となり対応いたしました。
現在、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種も進めています。
(写真:聖隷健康診断センターでの様子)
1年を振り返って見ますと、4月~6月は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、すべての事業が経営的に大きな打撃を受けました。
しかし、7月より医療・保健事業の収益が徐々に回復し始め、福祉およびエデンの園事業は比較的安定した稼働が続き、10月以降は新型コロナウイルス感染症対応関連の補助金の交付もあり、下記の通り黒字決算を達成することができました。
〇サービス活動収益 (一般企業でいう売上のこと)
1,211億円(前年度比+16億円)
〇税引前当期活動増減差額(一般企業でいう税引前当期利益のこと)
23億円(前年度比+17億円)
しかし、7月より医療・保健事業の収益が徐々に回復し始め、福祉およびエデンの園事業は比較的安定した稼働が続き、10月以降は新型コロナウイルス感染症対応関連の補助金の交付もあり、下記の通り黒字決算を達成することができました。
〇サービス活動収益 (一般企業でいう売上のこと)
1,211億円(前年度比+16億円)
〇税引前当期活動増減差額(一般企業でいう税引前当期利益のこと)
23億円(前年度比+17億円)
「聖隷こうのとり富丘」は医療的なケアが必要なお子様も通えます。
一方、厳しい経営環境下にあっても、地域のニーズに応えるための福祉施設の開設、病院や有料老人ホームの改築等の設備投資を引き続き行いました。
〇設備投資額
67億円(前年度比▲63億円)
〇内容
〇設備投資額
67億円(前年度比▲63億円)
〇内容
- 聖隷こうのとり富丘(こども園・児童発達支援事業・訪問看護の複合施設)
- 聖隷ライフサポート津名(老人デイサービスセンター)
- 聖隷横浜病院改築(回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、緩和ケア病棟の増床)
- 浜名湖エデンの園1、2号館改築
エデンの園で導入した「見守りシステム」
※PCはデモ画面です
また様々な分野におけるICT化が進み、業務効率化や、安心安全な施設運営に取り組むことができました。
2021年度も、新型コロナウイルスの感染拡大が予断を許さない状況です。
事業団としては、サービス提供を継続させるための財務基盤強化に努め、地域の方々の生活と健康を支える社会福祉法人として、しっかりと日々の取り組みを続けていきたいと思います。
- 全病院電子カルテ導入完了
- 遠隔保健指導(WEBやZoomを使ったオンライン保健指導)導入
- 介護記録支援システム導入
- エデンの園 見守りシステム導入など
2021年度も、新型コロナウイルスの感染拡大が予断を許さない状況です。
事業団としては、サービス提供を継続させるための財務基盤強化に努め、地域の方々の生活と健康を支える社会福祉法人として、しっかりと日々の取り組みを続けていきたいと思います。
常務執行役員 井上英樹のプロフィール
おすすめの本 | 「原因と結果の法則」(ジェームズ・アレン)物事がうまくいくとき、いかないときの原因がわかる本 |
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小さい頃の夢 | 縄文土器とかを掘る人 |
最近はまっていること | 強炭酸水(箱買い) |
【秘書・広報課からのお知らせ】2021年7月15日社内報「聖隷」299号を発行します
今号では特集「2020年度 事業報告・事業成績報告」、事業部最前線「聖隷浜松病院」等を掲載しています。
ぜひご覧ください。
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