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病院長挨拶


病院長 小谷俊明写真

このたび、鈴木 理志前院長よりバトンを受け継ぎ、2026年1月付で聖隷佐倉市民病院の病院長に就任いたしました。地域医療の砦としての責務の重さに身の引き締まる思いであると同時に、開院以来、地域と共に歩んできたこの病院で新たな挑戦に取り組めることに、大きな期待と静かな決意を抱いております。
私たちの母体である聖隷福祉事業団は、1930年の創立以来、「自分のようにあなたの隣人を愛しなさい」というキリスト教精神に基づく「隣人愛」を理念として掲げてきました。そして、もう一つ大切にしてきた価値観が「開拓者精神」です。これは、制度や環境が整うのを待つのではなく、目の前の困っている人のために、自ら考え、行動し、道を切り拓いていく姿勢を意味します。
その象徴的な取り組みの一つが、かつて日本で「ターミナルケア(終末期医療)」という概念が十分に浸透していなかった時代に、聖隷三方原病院(静岡県)が日本で初めて本格的なホスピスを開設したことです。「道なき道を切り拓き、その人の尊厳に最後まで寄り添う」。この想いは、ここ佐倉の地にある当院の医療にも、確かに受け継がれています。
当院が国立佐倉病院からの経営移譲を受け佐倉の地に開設されたのは2004年のことです。以来、地域の中核病院として歩みを重ねてこられたのは、地域の皆さまが温かく受け入れ、信頼を寄せてくださったからにほかなりません。これからも私たちは、育てていただいたこの地域への「恩返し」として、さらなる安心と質の高い医療を提供していく覚悟です。
新体制のもと、私たちが目指す病院の姿は明確です。それは、「職員の笑顔から、患者さんの『幸せ』を創る病院」です。
近年、医療の高度化や社会環境の変化により、医療現場を取り巻く状況は一層厳しさを増しています。しかし、心身にゆとりのない環境では、 真に温かく質の高い医療が生まれることはありません。職員が心身ともに健康で、笑顔で働ける環境があってこそ、患者さんお一人おひとりに寄り添う、思いやりのある医療が実現すると私は確信しています。「職員を大切にすること」は決して内向きな考えではなく、その先に患者さんの安心と満足がある、医療の本質に直結する取り組みです。
その実現に向け、私たちは「チーム医療」と「先進技術の活用」をさらに推進してまいります。医療は一人で完結するものではありません。多職種が互いの専門性を尊重し、チーム一丸となって患者さんを支えることが不可欠です。また、最新の経営学の考え方や、AI(人工知能)・デジタル技術といった新しい仕組みも柔軟に取り入れていきます。これは単なる効率化を目的とするものではありません。テクノロジーに任せられる業務は任せることで、人にしかできない「温かいケア」に、より多くの時間と心を注ぐための挑戦です。
伝統ある「隣人愛」の精神を大切に守りながら、新しい時代の技術と発想を積極的に取り入れる。佐倉から日本の医療の一つのモデルとなるような、誰もが未来に希望とワクワクを感じられる医療を創り上げるため、職員一同、誠心誠意努力してまいります。進化し続ける聖隷佐倉市民病院に、どうぞご期待ください。
2026年1月 病院長 小谷俊明

小谷 俊明 病院長
主な専門領域:整形外科

【学歴】
1994年 千葉大学医学部卒業
2004年 千葉大学大学院卒業 博士(医学)
【職歴】
2004年3月 聖隷佐倉市民病院整形外科
2010年 聖隷佐倉市民病院整形外科部長
2015年 聖隷佐倉市民病院長補佐
2021年 聖隷佐倉市民病院副院長
2026年1月 聖隷佐倉市民病院病院長

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