がん医療支援センター
ごあいさつ
日本人の二人に一人は、生涯のどこかで「がん」と診断されています。がんは命に関わることのある重大な病気ですが、決して“成す術がない病”ではありません。一方で、より良い治療成績を得るため、そして、少しでも質の高い生活を送るための方法があります。そのための大切なキーワードは、「早期発見」「標準治療」「緩和ケア・支持療法」 です。
「早期発見」
がんの早期発見が重要なことは言うまでもありません。早期に見つかったがんは、治療の成績が大きく向上します。その早期発見のためには、「がん検診」が有効です。ポイントは、がんによる症状がないときから受けることと、定期的に受けることです。当院には、がん検診を担う「健診センター」を併設しています。どうぞ積極的にご利用ください。もし、検診で要精密検査の結果となった場合、速やかに当院を含む適切な医療機関に紹介します。
「標準治療」
がんと診断されたあとに重要となるのが、「どのような治療を受けるか」という点です。私たちは、「標準治療」を受けることを強くお勧めします。なぜなら、標準治療は、科学的に証明された、最も効果の高い治療だからです。当院では、全ての診療科で標準治療に基づいたがん医療を行っています。しかしながら、年齢、体力、栄養状態、持病などの理由により、標準治療が適さない場合もあります。副作用や合併症の心配もあるでしょう。迷ったときには、正確な情報を集め、信頼できる主治医やスタッフに相談しながら納得できる治療を選ぶことが大切です。そのための相談・支援の場を用意しています。
「緩和ケア・支持療法」
標準治療を受けていても、副作用や合併症が生じることがあります。また、進行がんや、転移のあるがんでは、がんそのものによる痛みや苦痛が現れることがあります。これらを和らげ、生活の質を高めるのに役立つのが「緩和ケア・支持療法」です。当院では、人生の最終段階の緩和ケアを専門的に提供する「緩和ケア病棟」を併設しています。また、苦痛の緩和のための放射線治療を積極的に行っています。化学療法・分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬などの抗がん薬について、資格をもつ看護師・薬剤師からのサポートを受けることができます。緩和ケア・支持療法は、がん治療そのものだけでなく、患者さんの生活と身体を支える大切な土台と考えています。
当院にはがん医療支援センターがあります。ここでは、質の高いがん医療を提供するため、スタッフ教育、市民の皆さんへのがん啓発、がんに関する情報発信、がん診療体制の向上のための取り組み、県や国のがん施策への協力などの取り組みを行っています。
がん医療は、治療技術の進歩とともに「ともに歩む医療」へと姿を変えつつあります。治癒をめざす場合も、がんと共存しながら暮らしていく場合も、安心して歩んでいけるよう支え続けることが私たちの使命です。
私たちは、どのような段階にあっても、がん患者さん・ご家族の皆さんの思いに耳を傾け、必要な支援を必要なときに提供できる病院でありたいと願っています。がんと向き合うすべての方々が、安心してその人らしい生活を送れるよう、これからも努力を続けてまいります。
がん医療支援センター長 木谷 哲
「早期発見」
がんの早期発見が重要なことは言うまでもありません。早期に見つかったがんは、治療の成績が大きく向上します。その早期発見のためには、「がん検診」が有効です。ポイントは、がんによる症状がないときから受けることと、定期的に受けることです。当院には、がん検診を担う「健診センター」を併設しています。どうぞ積極的にご利用ください。もし、検診で要精密検査の結果となった場合、速やかに当院を含む適切な医療機関に紹介します。
「標準治療」
がんと診断されたあとに重要となるのが、「どのような治療を受けるか」という点です。私たちは、「標準治療」を受けることを強くお勧めします。なぜなら、標準治療は、科学的に証明された、最も効果の高い治療だからです。当院では、全ての診療科で標準治療に基づいたがん医療を行っています。しかしながら、年齢、体力、栄養状態、持病などの理由により、標準治療が適さない場合もあります。副作用や合併症の心配もあるでしょう。迷ったときには、正確な情報を集め、信頼できる主治医やスタッフに相談しながら納得できる治療を選ぶことが大切です。そのための相談・支援の場を用意しています。
「緩和ケア・支持療法」
標準治療を受けていても、副作用や合併症が生じることがあります。また、進行がんや、転移のあるがんでは、がんそのものによる痛みや苦痛が現れることがあります。これらを和らげ、生活の質を高めるのに役立つのが「緩和ケア・支持療法」です。当院では、人生の最終段階の緩和ケアを専門的に提供する「緩和ケア病棟」を併設しています。また、苦痛の緩和のための放射線治療を積極的に行っています。化学療法・分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬などの抗がん薬について、資格をもつ看護師・薬剤師からのサポートを受けることができます。緩和ケア・支持療法は、がん治療そのものだけでなく、患者さんの生活と身体を支える大切な土台と考えています。
当院にはがん医療支援センターがあります。ここでは、質の高いがん医療を提供するため、スタッフ教育、市民の皆さんへのがん啓発、がんに関する情報発信、がん診療体制の向上のための取り組み、県や国のがん施策への協力などの取り組みを行っています。
がん医療は、治療技術の進歩とともに「ともに歩む医療」へと姿を変えつつあります。治癒をめざす場合も、がんと共存しながら暮らしていく場合も、安心して歩んでいけるよう支え続けることが私たちの使命です。
私たちは、どのような段階にあっても、がん患者さん・ご家族の皆さんの思いに耳を傾け、必要な支援を必要なときに提供できる病院でありたいと願っています。がんと向き合うすべての方々が、安心してその人らしい生活を送れるよう、これからも努力を続けてまいります。
がん医療支援センター長 木谷 哲