無痛分娩
当院の無痛分娩は36週以降の方を対象に実施しています。36週未満に陣痛発来された場合は、無痛分娩を希望されていても実施することはできませんので予めご了承ください。無痛分娩は妊娠34週までに予約が必要です。ご希望の方はスタッフへご相談ください。
【当院へ受診中の方】
産科外来の診察の時に、医師へお伝えください。
【他院を受診中の方】
受診中の医療機関からの紹介状をご用意のうえ、『妊娠したかな、と思ったら』ページをご参照ください。
【当院へ受診中の方】
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お問い合わせ
担当 | 産科外来 |
受付時間 | 月~金曜日:14時00分〜16時45分 |
ご連絡先 | 電話:053-474-3067(直通) |
ページ内目次
無痛分娩料金改定について
無痛分娩の場合、分娩費に加えて下記の金額を加算させていただきます。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
一律 200,000円(夜間休日加算なし)
※無痛分娩に着手(穿刺を実施)した時点で費用がかかります。
※無痛分娩の時間が長時間となった場合でも追加料金はありません。
※以前当院にて 無痛分娩をされた方は[2回目以降料金]:180,000円(夜間休日加算なし)となります。
一律 200,000円(夜間休日加算なし)
※無痛分娩に着手(穿刺を実施)した時点で費用がかかります。
※無痛分娩の時間が長時間となった場合でも追加料金はありません。
※以前当院にて 無痛分娩をされた方は[2回目以降料金]:180,000円(夜間休日加算なし)となります。
Q&A
Q. 以前、聖隷浜松病院で通常分娩をしました。2回目以降料金の対象ですか?
A. 対象になります。
Q. 以前、他院で無痛分娩をしました。2回目以降料金の対象ですか?
A. 対象外です。
無痛分娩とは
近年では、「無痛分娩」が普及してきたことで、分娩に伴う苦痛を大幅に軽減することが可能になりました。
無痛分娩に対する興味・関心の有無に関わらず、あらかじめ情報や知識を持っておいていただくことで、分娩方法の選択の幅が広がります。
当院では総合周産期センターの機能を最大限に活かし、産婦人科医・助産師・麻酔科でチームを組み、妊産婦さんを受入れられる体制を常に整えています。これにより一人ひとりの妊産婦さんのペースで、無痛分娩の提供が可能になります。
無痛分娩に対する興味・関心の有無に関わらず、あらかじめ情報や知識を持っておいていただくことで、分娩方法の選択の幅が広がります。
当院では総合周産期センターの機能を最大限に活かし、産婦人科医・助産師・麻酔科でチームを組み、妊産婦さんを受入れられる体制を常に整えています。これにより一人ひとりの妊産婦さんのペースで、無痛分娩の提供が可能になります。
例外について
自然に陣痛が発来してから病院に来られた妊産婦さんの中には、分娩の進行が極端に早く、無理に慌てて麻酔をするよりも麻酔なしで産んだ方が良い場合もあります。
母体とあかちゃんの安全を最優先として医師による診察をとおして相談・判断させていただきます。
母体とあかちゃんの安全を最優先として医師による診察をとおして相談・判断させていただきます。
無痛分娩の流れ
- 妊娠34週までに担当医へ無痛分娩の意思をお伝えください。
- 妊娠32週までに麻酔科医による無痛分娩時の麻酔説明(以下にある動画)を受講してください。担当医からの説明時に動画を見て理解できていなければ無痛分娩をお受けすることが困難となる場合があります。リピーターの方も動画の内容が前回の時と異なる場合があります。必ず受講してください。
- 陣痛が始まったら病院に連絡をして、指示に従って入院してください。
- 麻酔を開始するタイミングについては、患者さんのご要望に加え、分娩進行を合わせながら相談しながら決めます。
- 硬膜外からチューブを入れた後、ポンプを使って薬液を注入します。
- 麻酔開始から分娩後まで、床上生活となります。食事に関してはゼリー飲料の摂取が可能となります。健診受診時にスタッフにお聞きください。
※夜間、休日、他の対応時には対応できないこともあります。ご承知おきください。
無痛分娩の方法
当院における無痛分娩は、麻酔科医(もしくは産婦人科医)による「硬膜外麻酔単独での方法」を採用しています
硬膜外麻酔単独での無痛分娩は、無痛分娩の標準的な方法として長い歴史があります。
脊椎の中の硬膜外腔というスペースに細い管(硬膜外カテーテル)を挿入し、そこから麻酔薬を注入する方法です。
硬膜外麻酔単独での無痛分娩は、無痛分娩の標準的な方法として長い歴史があります。
脊椎の中の硬膜外腔というスペースに細い管(硬膜外カテーテル)を挿入し、そこから麻酔薬を注入する方法です。
硬膜外麻酔の際の体位
硬膜外カテーテルを挿入する際には、ベッドの上に座るか、横向きになって背中をまるめていただきます。その後、背中を消毒してから、刺入部を細い針で局所麻酔します。この時、ほんの少し痛みますが、麻酔後はほとんど痛くありませんので、怖がらずに良い姿勢をとっていただければ、カテーテルの挿入は5分程度で終わります。
麻酔の最中に陣痛が来てしまったときは、声は出してもかまいませんが、なるべく動かないようにしてください。
麻酔の最中に陣痛が来てしまったときは、声は出してもかまいませんが、なるべく動かないようにしてください。
硬膜外麻酔の際の体位
無痛分娩Q&A(2025年6月現在)
Q. どのくらいで無痛分娩を開始できますか?目安を知りたいです。
A. 陣痛発来していて、赤ちゃんが元気であることを確認できれば導入できます。子宮口の開き具合に決まりはありませんが、一つの目安は2~5㎝です。
Q. 土日や夜間は料金が上がりますか?
A.土日や夜間であっても無痛分娩の費用は変わりません。
Q. 計画無痛分娩はできますか?
A.計画無痛分娩を希望される方は、外来の担当の医師に相談してください。
Q. 無痛希望と伝えたけれど、外来で無痛分娩の話がありません。
A.無痛分娩を考えている方は医師にお伝えください。妊娠32週までに当院の無痛分娩の説明動画を見ましょう。妊娠32週で動画視聴がお済みか確認します。妊娠34週の健診までに視聴がお済みでない場合は、無痛分娩をお受けいただくことができません。無痛分娩希望の方は、妊娠34週の妊婦健診で医師から無痛分娩の説明があります。妊娠36週で同意書を提出していただきます。
Q. 無痛分娩はいつでも対応していますか?
A.24時間365日対応しています。ただし、状況によって(安全が確認できない場合)はすぐに対応ができない場合もあります。
Q. 痛くなってから開始ですか?
A.陣痛発来していることを確認してからの無痛分娩開始となるため、痛みは伴います。
Q. 無痛希望した後で入院時やっぱりやらないということはできますか?
A.可能です。
Q. 外来で無痛分娩を希望していなくても入院時無痛分娩をお願いしたらできますか?
A.外来で希望していない場合は対応ができません。
無痛分娩を希望される方
こちらの動画を視聴いただき、動画内でお話する4文字のキーワードのメモをお取りください。(キーワードは、無痛分娩の同意書を記入いただく際に必要です)
なお、ご不明な点がございましたら、医師または助産師にお尋ねください。
なお、ご不明な点がございましたら、医師または助産師にお尋ねください。
無痛分娩の流れを知りたい方
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