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2018年度 功労表彰


一般財団法人海外産業人材育成協会主催「看護・介護にかかわる外国人のための日本語スピーチコンテスト」で1位を受賞

和合愛光園 パラデロ モン アンジェロさん(EPA2期生)
聖隷厚生園信生 タード ルアージリ アッドヴィンクラさん(EPA9期生)

一般財団法人海外産業人材育成協会主催「看護・介護にかかわる外国人のための日本語スピーチコンテスト」で1位を受賞。スピーチコンテストでは、日本の看護や介護現場で働く外国人が自身の経験から日本の医療や福祉施設に対する提言や患者・ご利用者への思いについて発表。
第3回大会では、和合愛光園 パラデロ モン アンジェロさん(2010年11月来日)が1位を受賞。 
第7回大会では、聖隷厚生園信生 タード ルアージリ アッドヴィンクラさん(2017年12月来日)が1位を受賞。

重症心身障害のご利用者のライフステージを45年に渡り支援し、天皇陛下より御下賜金を拝受

聖隷三方原病院聖隷おおぞら療育センター

聖隷おおぞら療育センターは、重症心身障害という重度の運動機能障害と重度の知的障害を併せ持ち、濃厚な医療的ケアを必要とする利用者に生活の場を提供し、児童から成人まで利用される方々すべてのライフステージに渡って支援を継続してきた。
1973年5月の開設時は入所定員40名であったが、静岡県西部から愛知県東部における地域ニーズに併せその規模を徐々に拡大し、現在は入所定員150名・短期入所20名と国内有数の施設に成長した。今回この開設以来45年に渡る活動が優良私設社会事業団体として評価され、2018年12月に天皇陛下より御下賜金を拝受した。

フィリピン低所得者向け慈善事業への医師派遣(スマイルトレイン活動)

聖隷浜松病院 角谷徳芳医師・聖隷横浜病院 林泰広院長

フィリピン共和国聖フランシスカブリニ病院での低所得者向け慈善事業活動に対し、聖隷浜松病院より形成外科顧問である角谷徳芳医師、聖隷横浜病院 林泰広院長を派遣し、医療技術支援(口唇口蓋裂に対する形成外科手術)及び現地医師を主とする人材育成、現地医療従事者向け講義を行っている。
この活動は同病院が2008年より参加する世界的な慈善事業「スマイルトレイン活動」として行っており、聖隷浜松病院からの医師派遣は2012年より開始し、年1回 (2016年は2回実施)手術およびその他活動のために医師を派遣し続けている。この活動により手術のみならず安全管理など病院全体の医療の質の向上に貢献している。

厚生労働省が公募したACPの愛称に「人生会議」が採用

聖隷浜松病院 看護師 須藤麻友さん

厚生労働省が公募した『ACP(アドバンス・ケア・プランニング)』の愛称について、聖隷浜松病院ICUに勤務する須藤麻友さんが応募した「人生会議」が選ばれた。
こちらは人生の最終段階における医療・ケアについて、本人が家族や医療者らと前もって繰り返し話し合う取り組み「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」を広めようと、厚生労働省が2018年8月13日~9月14日にかけて公募したもので、応募総数1,073件の中から、愛称選定委員会により選定され11月30日に公表された。今後「人生会議」の愛称は、ACPの普及啓発、認知度の向上に活用される。

院外処方箋へQRコードでの情報提供による安全性の向上と効果的な服薬指導の仕組みを構築

聖隷浜松病院 薬剤部

臨床検査値は医薬品の用法用量や治療効果、副作用の確認に必要であるが、保険薬局においては薬剤師による患者からの聞き取りに依存している。
聖隷浜松病院での疑義照会の分析では、2018年1月から2月の入院処方に対する疑義照会109件のうち検査値に関連するものは27件であったが、院外処方箋に対する疑義照会462件のうち、検査値に関連するものは1件のみであった。そこで、院外処方箋へQRコードでの検査値の記載及び特に注意が必要な薬剤への薬品名へマークの記載を2018年11月から行った。結果、導入後の1ヶ月だけで検査値に対する疑義照会が13件に増加し、安全性の向上や効果的な服薬指導を促す仕組みができた。

市民いきいきトレーナーの養成とトレーナーの活動支援が、厚生労働省主催「第7回健康寿命を延ばそう!アワード」においてスポーツ庁長官団体部門優秀賞を受賞

浜松市リハビリテーション病院 市民いきいきトレーナーチーム

2011年から取り組んだ、プロボノ(プロが行う社会貢献活動)としての「市民いきいきトレーナーの養成とトレーナーの活動支援」が、厚生労働省主催“第7回健康寿命を延ばそう!アワード”において、スポーツ庁長官団体部門優秀賞を受賞した。浜松市リハビリテーション病院の医師、看護師、栄養士、リハビリスタッフが講義や「浜松いきいき体操」指導を行い、ボランティアとして健康増進のための体操指導ができる市民を育成したこと、トレーナー自身の役割・やりがいの創出を果たし自立と共生社会の実現を目指していることが評価された。
養成講座開催回数は、2018年10月現在で、ベーシックコース(24回延べ503名)、リフレッシュコース(15回延べ306名)、アドバンスコース(4回延べ39名)であり、500名を超えるトレーナーが浜松市全域で活躍している。個人で活動する方や、4~5名のグループで活動する方、30名規模で活動する団体など組織化も進んでいる。統計を取り始めた2015年から活動延べ数6,043名、体操への参加者数37,438名の実績がある。
2019年1月25日に聖隷福祉事業団 浜松地区新春研修懇談会にて功労表彰と「看護・介護にかかわる外国人のための日本語スピーチコンテスト第7回大会」で1位を受賞した聖隷厚生園信生に勤務するタード ルアージリ アッドヴィンクラさんのスピーチが行われました。
功労表彰では、業務改善や社会貢献、研修などに精励し成果をおさめた取り組みが表彰されました。

2019年1月25日 浜松地区新春研修懇談会時 功労表彰受賞 代表者

聖隷厚生園信生 タード ルアージリ アッドヴィンクラさん

病院から訪問看護ステーションへの長期出向事業で得られた成果

聖隷三方原病院看護部・訪問看護ステーション細江

地域包括ケア体制推進の為、2016年から「病院から訪問看護ステーションへの長期出向事業」を開始し定着化が進んでいる。この取り組みは、病院看護師が訪問看護ステーションに異動し、出向期間中(10か月~1年間)訪問看護師が業務として行うすべての内容を実践することに加え、地域の社会資源の研修に赴く。本事業を通じ、①訪問看護と病院看護部と相互理解・連携が深化②患者を中心にした退院調整・入退院や受診時のサポート体制③訪問看護のマンパワー確保④訪問看護と病院看護部で育成等様々な成果が生まれている。

Newsweek誌によるWorld’s Best Hospitals 2019において聖隷浜松病院が世界トップ100に選出

聖隷浜松病院

Newsweek誌によるWorld’s Best Hospitals 2019において聖隷浜松病院が世界トップ100に選出された。日本国内では当院を含め11医療機関が選出。大学病院を除く民間病院は4機関であった。評価は3つのデータソースを基にスコア化されている。①医療専門家の推薦(数万人にも及ぶ医師、医療従事者、病院管理者)②患者満足度 ③医療KPI(※)。
当院は、医療の質と患者安全・利用者満足の向上にむけ、常に高い目標を掲げ挑戦し続けてきた。そのような組織と職員の努力が評価された。
※KPIとは:key performance indicatorの略。(重要業績評価指標)

画像診断レポートの未読影防止システムの確立

聖隷浜松病院 読影レポートの未確認防止検討部会

画像レポートの未確認に起因する悪性腫瘍診断遅延の医療事故が数多く報告され、大きな問題として取り上げられる中、「読影レポートの未確認防止検討部会」を発足させ、読影レポート未確認を原因とした診断遅れ患者の発生を防止するためのシステムが考案・作成された。重要な所見のあった読影レポートに関しては、主治医とその担当の診療部長に対して、リマインド通知をデスクネッツ配信することによりレポート未確認を防止している。本システムが稼動されてからは、読影レポート未確認を原因とした診断遅れ患者の発生は確認されていない。本システムは、当院の医療の質向上に大きく貢献すると同時に、数多くの偶発腫瘍の早期発見をもたらしている。

夏休みこども探検隊の開催

聖隷浜松病院 緩和ケアセンター家族ケア・遺族ケアグループ

子供のいるがん患者さんが安心して療養生活を送ることが出来るように、ご家族全体のサポートとして「夏休みこども探検隊」を企画し、2013年から年1回開催を継続している。このイベントでは「がんはどのような病気なのか」「病院のどこでどのような治療をうけるのか」を親子で一緒に学ぶことを通して、子供たちへは病院に対する怖さや不安を和らげると共に、親御さんには病気や治療について子供に説明する際の参考にしてもらい、患者と子供間のコミュニケーションの促進を支援している。2013年~2018年までで計6回開催し、21家族(大人27名、子供31名の58名)が参加。毎年メディアに取り上げられている。

スポーツ医学センター講習会による傷害予防啓発への取り組み

浜松市リハビリテーション病院 スポーツ医学センター

当センターでは現在、月間平均400件のスポーツ整形・リハビリテーション外来受診や、25件の手術実績があり、多くのスポーツ傷害患者の競技復帰支援を行っている。一方でスポーツ傷害においては、予防への関わりが重要とされており、当センターでも、過去20回のスポーツ傷害予防セミナーを無料で開催し、特に、成長期のスポーツ選手に対し 傷害予防啓発に取り組んできた。

えんげと声のセンターの取り組み

浜松市リハビリテーション病院 えんげと声のセンター

嚥下障害は、高齢者の代表的な死因である肺炎を引き起こすが、食べる楽しみをも奪いQOL低下や人生の最終段階とも密接に関わる問題である。当院では2011年に「えんげと声のセンター」を立ち上げ、嚥下と声の問題に対する高度な専門医療をチームで提供している。学術研究では先端器機を用いた治療や評価方法の導入、嚥下障害の重症度評価尺度(FILS)の開発等を行った。大学や企業との連携も進めている。教育面では、院内外の医療介護スタッフへの研修や講演、市民ボランティアの育成等も行い、この地域全体の嚥下障害の知識やスキル向上、連携を図ってきた。1人でも多くの方が安全な経口摂取を継続できるようチームで取り組んでいる

地域における、医療・福祉施設の食形態の内容・名称の統一について

宝塚せいれいの里 管理栄養士 杉浦 啓子さん

地域には多くの医療機関、高齢者施設があるが、食形態の内容・名称が統一されていない現状があった。その為、文書による情報提供だけでは、適した食形態の把握が難しく、その都度、相談員や栄養士が足を運んで情報収集する必要があった。また、自施設との違いに気付かず提供をすれば、誤嚥のリスクが高まる事が懸念されていた。そこで、地域関連機関の栄養士が集まり「宝塚・三田食形態検討会」を立ち上げ、食形態と名称の調査から、分類表・栄養管理ファイルの作成を行った。その結果、高齢者の入退院時における情報共有が確実なものとなり、ご利用者へ適切なケアの連続性が保たれる事となった。推薦者は食形態検討会の中心的役割を担い、地域における連携の実践を行った。

2019年6月28日定時評議委員会時 功労表彰受賞 代表者

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