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2021年度功労表彰


使用期限が迫る診療材料を他院から集め活用することでSDGsを推進

聖隷浜松病院 脳卒中センター

メーカー側も未着手の、非常に先駆的で、かつレアメタルとされるプラチナの廃棄減に効果をもたらす取り組みである。現段階では当院の経営に対する直接的な影響はないものの、SDGsの「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「12.つくる責任つかう責任」を満たすものであり、将来的には報酬上の評価も期待できると考える。

主食破棄量の削減と食事変更数削減による食品ロスへの取り組み

聖隷浜松病院 栄養課

聖隷福祉事業団SDGs宣言では、「持続可能な社会の実現と地域共生社会の実現は社会福祉法人の使命である」と謳われている。SDGs目標12は「つくる責任つかう責任」が掲げられ食品ロスがターゲットとなっている。食品ロスは家庭破棄物と事業系廃棄物に分けられ、2016年の農林水産省の試算では食品ロスの55%が事業系廃棄物で、企業が取り組む意義は大きい。栄養課では①主食破棄量の削減 ②食事変更数削減、に取り組み食品ロスに大きく貢献をした。取り組みにおいては現状調査を丁寧に行ない諸悪の根源である食品ロスが発生している原因を追求し対策立案、課内での運用見直しだけでなく診療科・他部署への働きかけにより食品ロス低減へとつなげた。

健診センター「受診相談窓口」設置による紹介患者の獲得 ~事業団内連携「予防から治療への一貫した取り組み」~

聖隷浜松病院 地域医療連絡室、東海道シグマ ※協力:聖隷健康診断センターフォローアップ課

コロナ禍で患者の受診控えが強まる中、当院の新患獲得に向け、事業団内連携の取り組みとして健診センターに協力いただき、人間ドックフロアに「受診相談窓口」を設置。運用面では健診センター、東海道シグマ様と協働し、人間ドックで要精密等対象の利用者に対して当院又は他の医療機関への受診勧奨・受診予約や受診科相談を開始した。結果としてこの窓口利用者のほとんどは医療機関受診を完遂し、当院では紹介初診患者が増加し、健診センターでは精密受診率向上に寄与することができた。この事業部の垣根を超えた事業連携は予防から治療まで一貫した流れとなり、疾患の早期発見、早期治療の一助になったものと確信する。

浜リハ中材室だからできる新型コロナウイルス対策への貢献

浜松市リハビリテーション病院 手術室・中材室

2020年から始まった新型コロナウイルス感染症の世界的パンデミックに伴い、当院も様々な感染対策を実施。今回、眼・鼻・口の粘膜保護の目的でのフェイスシールド・ゴーグル着用が重要視された。全国的なPPE物品不足やコスト面での課題から、フェイスシールド・ゴーグルを再使用するため、中材室で洗浄消毒を担うこととなった。その結果、大幅なコストカットにつなげることができた。

車椅子シーティングへの取り組み

浜松市リハビリテーション病院 リハビリテーション部

元々、標準型の車椅子が多く、車椅子や車椅子クッションが適切なものが不足していたため、車椅子での姿勢の崩れや、長時間の乗車に伴い褥瘡が発生していた。そこで、入院時より適切な車椅子へのシーティングを患者に提供し、正しい姿勢での座位を取ることで、リハビリを効果的に進めることと、車椅子起因の褥瘡の発生を減少させることを目的に 2017年度にシーティング、ポジショニングチームの活動を開始した。患者個々に合わせた調整が可能な車椅子や車椅子クッションを適正に導入することと、スタッフへの教育を計画的に進めてきた。結果として、患者に適切なシーティングを行うことが院内全体で浸透し、車椅子起因の褥瘡発生が減少した。

増収/費用削減 ライズアップ計画

聖隷健康サポートセンターShizuoka 経営事務課

2020年4月~5月、コロナ禍による受診控えが経営に大きな影響を与える中、職員の中から、『今だからこそ自分達に何ができるか考えよう』という声が上がり、“一人ひとりが増収/費用削減の提案を出して日常業務に取り組む”ライズアップ計画が始まった。職員自身が楽しみながら、合言葉のように“ライズアップ”という言葉を繰り返すことで、職場改善への意識が高まった。また、計画の経過は職員が集まる全体会で成功事例の紹介やイベント風の表彰をするなどして発表し、取り組みを浸透させていった(掲示板やスクリーンセーバーも有効活用)。ライズアップ計画は2021年度も継続実施されており、経営に寄与しながら、職員を成長させ続けている。

地域でつながるケアマネネットワーク~自らの利用者を自らが守る~

和合せいれいの里 地域包括支援センター和合

地域包括支援センター和合では、地域の課題に取り組み、「包括的・継続的ケアマネジメント支援業務」を行っている。そのため特に圏域内の居宅介護支援事業所(以下「居宅」)とは勉強会や事例検討会などを定期的に開催し、ケアマネジメント力の向上に繋げている。定期的に居宅との関わりを持っているため、お互いに顔の見える関係ができている。その中でコロナ禍において小規模居宅では事業継続に対して不安の声が度々聞かれるようになった。新型コロナ感染症等による居宅休業時による利用者の不利益を最小限にするため、圏域内の居宅で助け合える体制を確立した。

地域高齢者のフレイル予防に向けた健康散歩

聖隷ケアセンター高丘 地域包括支援センター高丘

新型コロナウイルスの感染拡大により、地域の自立した高齢者の外出機会や交流の場の減少がみられた。そのような状況下で閉じこもりやフレイル予防を目的とした散歩イベントを聖隷ケアセンター高丘で企画し行った。センター内の理学療法士や看護師等による専門職が歩き方の指導を行いながら、感染予防に留意し近隣の公園を巡る健康散歩や施設内の運動器具を利用した体操教室を実施した。

体動センサーを使った入居者の生活の質の向上について

宝塚せいれいの里 結いホーム宝塚 ケアサービス課

有料老人ホーム 結いホーム宝塚は、介護付きとして特定施設入所者生活介護を取得しており、要支援1~要介護5まで様々な状態の方が入居している。夜間の安否確認巡視は業務として必要であるが、一定の業務時間を要し、時には入居者の睡眠の妨げにもなっている。その対策として2020年度より、ICT機器として体動センサーの導入を進め、2021年度に全床整備が完了した。体調等に問題のない入居者はモニターによる巡視としたことで、夜間巡視時間を4分の1に短縮することができた。入居者からも職員の立入り音が無いことや状態把握の安心感から好評を得ている。また、看取り期の入居者において、ご家族への説明や声掛けする時期がデータから分かるなどの効果も出ている。

保育ICTシステム「コドモン」の導入

保育磐田エリア

ICTシステムが各分野で導入される中、磐田地区保育エリアの保育園・こども園は、保育ICTシステム「コドモン」を導入した。手書きだった登降園打刻のシステム化や、保護者との連絡が電話連絡や手紙等アナログ対応だったものをシステム導入したことにより欠席連絡や行事連絡等、いつでも誰でも気軽にやりとりや確認をすることができるようになった。また保育記録のペーパーレス化を進めると同時に、写真や動画も活用し、保護者に子どもたちの成長の様子を配信することもできるようになった。今回の取り組みによって園内業務の業務効率化はもちろんのこと、職員間や保護者とのコミュニケーションがより円滑になり、保育の質向上に貢献したものである。

保育ICTシステム「コドモン」の導入

保育宝塚エリア

ICTシステムが各分野で導入される中、保育宝塚エリアの保育園3園は、保育ICTシステム「コドモン」を導入した。手書きだった登降園管理をシステム化し、保護者との連絡ツールが電話や手紙等アナログ対応だったものをシステム導入により、欠席や行事等の連絡をいつでも誰でも気軽に情報交換ができるようになった。また、保育記録のペーパーレス化を進めると同時に、写真を活用し、保護者に子どもたちの成長の様子を配信することもできるようになった。今回の取り組みによって園内業務の効率化はもちろんのこと、多様な場面で保護者とのコミュニケーションがより円滑になり、保育の質向上に貢献したものである。

ご入居者、施設職員での小学生の下校見守り活動について

ウェル・エイジング・プラザ奈良ニッセイエデンの園 いきいき生活室

地域の小学校の統廃合に伴い、園前の道路が通学路となり多くの児童が通行することになった。
園の敷地内には、園バス、通所サービス送迎、業者等の業務用車両から、入居者、スポーツジム利用者など多くの車両が出入りする。特に下校時には車両の通行が多くなり、地域の見守りボランティアも不足しているため、2020年4月から園前の車両出入り口において入居者・職員による見守りを開始し、現在まで継続している。
また、あわせて植栽剪定による視認性の向上、「こども110番」へも登録し、児童の安全確保において地域に貢献することができた。
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