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園長コラム

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2020年6月1日
母の日

2020年2月4日
保育講演会より

2019年12月18日
豊かな感情を育てる

2019年11月27日

2019年10月7日
『ことば』

2019年5月2日
世代間交流を通して

2019年1月1日
祈ることから
 

2018年12月5日
素直な心

2018年9月1日
蒔かれた種

               園長 石川綾乃
 暑さが去りやらぬ日々ですが、朝夕はだいぶしのぎやすく、風の中にも秋の気配を少しだけ感じられるようになってきました。夏の間の経験(水遊び、虫探し等)は、子どもたちの身体も心も大きくし、めざましい成長に驚かれているのではないでしょうか。
 さて、8月末に行われました聖隷こども園・保育園の中間報告会(年度末の保育学会に向けて)で、めぐみ保育園は、「キリスト教保育の中のわたしたち」という研究発表をさせていただきました。アドバイスをいただき、また他園の発表も聞きく中で、保育者として、人として「大事にすること」や、常に学ぶ姿勢、振り返る姿勢について改めて考える時となりました。「キリスト教保育」というと何だか難しく考えてしまう保護者の方もいらっしゃったことと思います。また、9月の懇談会でお話させていただきます。
 「振り返る」というキーワードで、先日、保育心理の研修でも同じようなことが印象に残ったのでお話しさせてください。講師の方に「保育者は保育者自身の生い立ちを振り返ってみることが大事」「自らを見つめ直すことができますか?」と問われ、考える時をいただきました。私事になりますが、幼い時、私は硬い殻をかぶったような子どもでした。母も周りの大人ももちろん同世代の友達にとっては、わかりづらい、理解しづらい子だったと思います。それでも誰も「おかしい」とは言わず「あなたでいいのよ」と受けとめてくれていたことを思い出しました。そして、何より強く思い出したことは「踊ること」でした。硬い殻をかぶった私にとって唯一、自分を表現する手段であったと言えます。幼少期に踊ることを教えていただいた磐田市在住の現代舞踊家の佐藤典子先生は、「踊りの名手は星の数ほどいる。踊ることによって心がなぐさめられる、また、辛い心を抱えた人が見た時に温かく心潤う、そんな子守歌のような踊りを私は創りたいの。」「巧みに踊ることが上手いと教えるのではなく、人と違う自分をどれだけ磨いていけるか、その子その子の花を100%開かせること、踊りを通じて柔らかい心を育んでほしい。」「人間が他の動物と違うのは何なのか。人間が人間らしくあり続けることを皆が考えるならば、豊かな世界になる。」と、おっしゃっていました。今、私がこうして生きているのは…生きている意味は…と考えた時、この幼少期に蒔かれた種が、神さまの力と周りの人のたくさんの愛のおかげで今があるのだ、と改めて思いました。周りの方への感謝や生かされている意味について考える時となりました。幼少期にどういう保育者や大人に出会うか、どんな種が蒔かれ、その子の生きる力の基になるのか、責任の重さを十分受けとめ保育をしていくこと、また、保育を通して自らを振り返ることを心にとめていきます。

2018年6月1日
かんじる

2018年5月1日
愛を込めて
 

2018年4月1日
保育は子どもと共に夢を描くもの
                      『 保育は子どもと共に夢を描くもの 』 
                                           園長  石川綾乃
あたたかい春の日差しに包まれて新しい年度が始まりました。寒く長い冬の間冬眠していた動物たちが動き始め、人々がやる気に満ち溢れる季節です。ここ、めぐみ保育園(和合せいれいの里)は、素晴らしい桜に囲まれています。私は、一年前ここに来た時の感動がよみがえり、毎年こんな感動が味わえることに感謝したしだいです。
さて、新しい環境でのスタートということで、3月末に聖隷のこども園・保育園の合同研修を行いました。(その際は、研修、次年度準備期間となり、保育のご協力ありがとうございました)そこで、クリストファー大学助教授の細田先生より、「保育者は、子どもと共に環境の中に夢を描く ~子どもの目と保育者の目~」という題目のお話を聴きました。めぐみ保育園では、昨年度、「環境」の研究をすすめてまいりました。その中で悩んだ時にも細田先生にご助言をいただいてきたので、今回のお話は職員にとって、とても興味深いものでした。まず「遊びの中に学びがある」「子どもは環境に誘われて遊ぶ」というところで、環境は、人間の心理学に深く結びついていて発達に必要不可欠である、ということがわかりました。そして、園においては「子どもの思い」「保育者の願い」この二つが結びついて家庭ではできない文化を育む、ということもおっしゃっていました。また、保育がやりにくい、生活しにくい、という時には、「遊びを生み出す5つの要素」…(時間、モノ、コト、ヒト、空間)これらを見直すということもしていきたいと思いました。今回は、室内での環境についてのお話が主でしたが、保育の先輩たちに教えていただいてきた「太陽と水と土が子どもを育てる」という自然のもたらすものの偉大さに感謝し、この和合の自然(神さまがお造りになったもの)を、保育にどう活かしていくのか、も同時に考えて進んでいきたいと思います。「保育は子どもと共に夢を描くもの」という細田先生のことばを心にとめ、子どもの「今、ここ!」を大事にできる保育者集団でありたい、と決意も新たにしました。
年度末研修の最後には、こども園めぐみの内藤園長より、「キリスト教保育とは…」というお話をいただきました。「子どもは神様からのいちばん美しい贈り物である」「神の愛は無限大であり、一人ひとりに注がれている」「愛は忍耐強い」という言葉が深く心に残り、めぐみ保育園だけでなく、姉妹園である「こども園めぐみ」の職員とも思いを一つにし、歩んでいきたいと思いました。
さあ、様々なものに出会い、何かを見出し、共に喜び、未来を造っていく…そんな一年にしていきましょう。子どもたちも保護者の皆様も、職員も、一人ひとりがこの世に生まれてよかった、ここに自分の居場所がある、そこで個々の能力を発揮する、という園になれますよう、一日いちにちを大切に過ごしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
新しい一年が、皆様の上に、あたたかく降りそそぐ春の日差しのような一年となりますように…

2018年3月6日
出会いに感謝します
園長 石川綾乃
 少し寒さが和らぎ、春らしい日が増えてきました。春の訪れに先駆けて梅が満開になり、ソメイヨシノの蕾がふくらみ、モクレンの蕾も開花しつつあります。陽気に誘われたチョウがひらひらと舞い、彩りを添えています。子どもたちが植えたチューリップの芽も大きくなり、皆、花が咲くのを今かいまかと待っています。3月は、新しいことの始まりにわくわくする季節ですが、同時に旅立ちの季節でもあります。めぐみ保育園の2歳児は、最高学年ですので、新しい園への旅立ちの時を迎えます。ここで過ごした時間(期間)は様々ですが、どの子も私たちの大事な子、愛しい子です。旅立つことを考えると寂しくなってしまいますが、新しい場所で、新しい出会い、新しいたくさんの素晴らしい経験が待っています。笑って送り出そうと思います。「お別れ」ではなく、離れていても心はつながっていますものね。この園を旅立つ子どもたち、保護者の皆様、うれしい時はもちろん、つらい時でも、いつでもお顔を見せにきてくださいね。残りわずかですが、楽しい思い出をたくさん作っていきましょう。
さて、4月に姉妹園のこども園めぐみができましたので、この一年間、一から話し合って共に過ごしてきました。行事の幅が広がりたくさんの経験ができたこと、うれしく思います。保護者の皆様にはご迷惑やご不便をおかけしたこともあったかと思いますが、そのたびにご理解ご協力いただき、支えていただいたことに感謝申し上げます。
私も4月に異動してきてから早いもので1年が経とうとしています。一日いちにちを大切に、皆に寄り添って…と心に誓いながらも忙しさから慌ただしく過ぎてしまった日もあり、反省しきりです。小さい園ですし、職員での利用も多いため、保護者の皆様同士も出会うと声をかけ合って親子共に親しんでいる姿が温かくほほえましく、本当に素敵な園だなと感じております。これからも皆がいつでも声をかけ合える温かい園であり続けるために努力いたします。それから、この和合の素晴らしい自然の中で、色々な人との出会いは、子どもたちだけでなく大人の私たちにとっても素晴らしいものでした。私たちは誰でも一人では生きてはいけません。誰かしらのお世話になっているのです。それに気づいている時もあれば気づかないでいることも多くあります。色々な人との出会い、ふれあいの経験はその後の人生において良い影響をもたらします。特に、子どもたちは大人と違って自由に、柔軟に、人と関わる力をもっています。幼いうちから多くの色々な人たちと関わりながら、その中で自分自身を知り、自分を見つめ、自己を肯定しながら、他の人との違いを認めることによって自分はどうしたいのか、また、自分は他の人に何ができるのかをみつけていくのではないでしょうか。私自身、このことを心においてまたあらたに来年度も歩んでいきたいと思います。
最後に、聖隷の基本理念の『隣人愛』…「自分を愛するようにあなたの隣人を愛しましょう」を今一度、お伝えして、今年度の感謝の言葉とさせていただきます。たくさんの出会いに感謝します。ありがとうございました。
                                                   

2018年2月5日
成長させてくださる神
冬と春が同居する2月。強い寒気により例年にない記録的な豪雪となった日…春を感じさせる暖かな陽ざしがさす日…と、本当に春が待ち遠しい今日この頃ですね。そんな中、「春告げ草」と呼ばれる梅の花も咲く日を待ちわびています。寒さの厳しいこの時期に、じっと耐えて春を待つ花…可憐に咲くその姿に、季節が和らいでいくのを感じさせてくれるので大好きな花の一つです。花言葉は「高潔、忠実、気品」。この花のように真っ直ぐに育ってほしいと願い、保育園も一年の成長の締めくくりの時をむかえています。
さて、先日、聖隷保育学会が行われました。「日々の保育の気づきからより良い保育を求めて保育の専門性を高める」「互いの研究を活かし合うことで聖隷の保育を確立する」というねらいをもとに、11回目をむかえました。遠方の宝塚、岩屋からも聖隷の職員が集まり、研究の成果を報告し、質疑応答を通して理解を深め合うことができました。めぐみ保育園は「遊びと環境 ~やってみようがあふれる毎日に~ 」と題し、取り組みから検証、考察、今後へ…と発表させていただきました。総評をしてくださった講師の先生からは、意欲・自発性・主体性がキーワードになる。では、やってみようと思えるにはどうすればよいのか?達成感は…?と考えた時、指標があるとそこに向かっていくことができる。乳幼児期の子どもたちは、まだまだ何処に向かって、どう行動してよいか自分では分からない。自発性、主体性といっても、自分からやれるためには、何か指標があって、そこに行動を合わせていく。未分化の中でも自分をコントロールする指標、ヒントを提供していってあげることが必要である。とお言葉をいただきました。保育をしていく中で、「子どもにとっての良い環境とは…」と試行錯誤しながら子どもたちと関わり、その姿を見守り、時に悩みながら自分たちの弱さにうちひしがれつつ、日々を過ごしてきた職員たちです。心身の発達を促すふさわしい環境としての人的環境は、子どもの発するメッセージに迅速に応答する関係をもち、寄り添ってくれる人であり、じっくりと見守る姿勢で情緒的響き合いをしてくれる人であり、幼い子どもを人格として認め、尊重する姿勢をもった人。つまり、肯定的にその子らしさの「よさ」を見つけることのできる人。私たち保育士はただ見守るだけではなく、「今、目の前にいる子どもがどんなことを思っているのか」心が寄り添える保育士でいたい。愛情ある空間での保育を大切に。と思うのです。今年度の研究で、子どもたちのために…と、職員皆が意識を高くもち保育を深く考えるようになったことが一番の収穫だったと思っています。今回、様々な園の発表をお聴きし、今悩んでいること、取り組んでいることは園それぞれですが、保育の根底には「子どもを愛する」ことがあり、聖隷の保育園の奥深さを感じると共に、つながり感じることができました。何より、揺るぎない確信がキリスト教保育にはあると感じます。それは「成長させてくださる神」の存在です。私たちは、神さまから授かった幼い命をお預かりし、共に成長できる喜びを感じながらも、自らの無力さをも感じ、保育に携わっています。神さまが、目の前の子どもたちを成長させてくださることを信じて、共に歩みをすすめてまいります。             石川 綾乃 

2018年1月11日
真心をつくす
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年末には、こども園めぐみと共に「クリスマス祝会」をむかえることができましたこと、感謝いたします。めぐみ保育園の幼い子どもたちとっては少し時間が長く、礼拝も厳粛な雰囲気の中で行うので、(静かにしなくては…)(長い時間で困ったな…)と大変な思いをされた方もいると思います。私は、こども園ができ、共に歩む園として一緒にどんなふうに迎えることができるのか考えた時、心配よりもわくわくしました。そして、幼児クラスの子どもたちとページェントをつくっていく時も、毎日が新しい驚きでいっぱいでした。何の経験もない子たちだからこその素直さ、新鮮さを感じました。だから、クリスマスは特別なものだけど、特別じゃない…ふだんの保育の延長であり、大事にしていることを子どもたちに伝える、一日いちにちを大切に共に過ごすことに変わりはない。と思うと、共に喜び合う日でありたい、と考えたのです。他園では、人数の関係で会場が準備できず、別々に行わなければいけない現状もあります。(別々でも思いは一緒ですが)それが、こども園めぐみには広い会場があり、皆が集える。0歳児~大人まで、皆が同じ空間で、チャプレンから話を聞き、献金の祈りを捧げる。そして皆でページェントを行う。そんな一日が共に過ごせたことを本当に心からうれしく思うのです。今後は、園児数が増えていくこと、年齢(幼児、乳児)に合ったところ、保護者の皆様のご意見等を検討しながらすすめていきますが、大事にしたいところがお伝えでき、よかったです。
さて、皆様は、新しい年はどんな年になるのか、どんな年にしたいのか、と新たな思いにわくわく、ドキドキしていますか?
私は、12月に「信じて待つ」と心に決めたのに、自分を信じられず気持ちばかり焦っていた自分があり反省し、悶々としていました。

<マザーテレサの言葉>
 ・神は私に成功をおさめることではなく、真心をつくすように命じた。神様は私たちに、成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することを望んでいるだけよ。
・私たちは、この世で大きいことはできません。小さなことを大きな愛をもって行うだけです。

この言葉は、私に勇気と愛を与えてくださいます。幼い子どもたちを育てている私たちです。結果はすぐには現れませんが、日々の保育、子育てを、愛をもって積み重ねることで未来はつくられていく。そう信じて職員と共に、2018年を歩んでいきます。
 石川 綾乃 

2017年12月21日
信じて待つ
万葉の時代から紅葉の美しさを愛でて野遊びする習慣があったとのこと…もう少し紅葉の美しさを味わっていたかったですが、急に寒さが増し、冬の訪れを感じますね。早いもので今年も残すところ1ヵ月を切りました。12月は師走とも言われます、それを聞いただけでも何だか忙しく過ぎていってしまいそうですが、一日いちにちを大切に子どもたちと過ごしていきたいと思います。
 保育園では、クリスマスの準備を少しずつ進めています。クリスマスツリーもリンゴ、天使の足跡、ダビデの星を飾りました。そして、先月27日よりアドベントに入りました。お部屋の中にはきれいなアドベントカレンダーがはられ、毎日一つずつめくってクリスマスを待っています。またアドベント礼拝1回目には、クランツの4本のろうそくのうち1本目に灯りを灯して礼拝を行い、うれしい気持ちの中でも静かに祈り、クリスマスを待つことをお話しました。保護者の方にもクリスマス献金のお願いの手紙と共に献金箱、献金袋を配布させていただきましたので、よろしくお願いいたします。まだ保育園の子どもたちは年齢が小さく、献金の意味がよくわからないとは思いますけれど、ご家族でその趣旨をご理解しただき、皆で同じ気持ちでクリスマスを迎えることができたら幸いです。

 今から、2000年も昔むかしのこと…マリアのところに天使があらわれて「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる」と告げます。マリアは戸惑いの中、「神さまの子イエスを産むこと」をうけとめ「わたしは神さまのものですから、あなたのお言葉とおりになりますように」と静かにこたえます。アリアは、どんなに戸惑ったことでしょう。でも、天使の言葉を信じて任せることによって、重大な事実を受け入れる強さをもちます。困難な現実から逃げないでしっかりと歩んだマリア、そして同じようにうけとめ、そのマリアを陰で支えたヨセフに思いをはせた時、私はこのアドベントの期間を「信じて待つ」「自分自身の振り返り」の時としよう、と思うのです。キリスト教保育にふれて、はじめてクリスマスの意味を知る方もいらっしゃると思いますが、幼く無垢な子どもたちは信じる、信じないではなく、何も疑わずに「そうなのだ」と真剣なまなざしを私に向けてくれます。クリスマスは大切な日だけれども特別な日ではなく、日々の保育とつながっていることを心にとめ、「神の愛」を子どもたちに伝えたいと思います。このイエスの誕生は、「誰もが神さまの子として愛される存在であること」「私があなた方を愛したようにあなた方も互いに愛し合いなさい」という私たち聖隷の保育・教育理念にも通じていることがわかります。そして、私たち保育者は、「聖なる奴隷」として、子どもたちのために、またそのご家族のために仕えているということをあらためて思う時となるのです。                      石川 綾乃

2017年8月1日
「育ち合う」

2017年7月5日
「感謝」

2017年6月5日
「再開」

2017年5月16日
「新たな歩み」

2017年4月7日
「出会い」

2016年9月14日
保育は子どもと共に夢を描くもの
                     
                                          園長  石川綾乃
あたたかい春の日差しに包まれて新しい年度が始まりました。寒く長い冬の間冬眠していた動物たちが動き始め、人々がやる気に満ち溢れる季節です。ここ、めぐみ保育園(和合せいれいの里)は、素晴らしい桜に囲まれています。私は、一年前ここに来た時の感動がよみがえり、毎年こんな感動が味わえることに感謝したしだいです。
さて、新しい環境でのスタートということで、3月末に聖隷のこども園・保育園の合同研修を行いました。(その際は、研修、次年度準備期間となり、保育のご協力ありがとうございました)そこで、クリストファー大学助教授の細田先生より、「保育者は、子どもと共に環境の中に夢を描く ~子どもの目と保育者の目~」という題目のお話を聴きました。めぐみ保育園では、昨年度、「環境」の研究をすすめてまいりました。その中で悩んだ時にも細田先生にご助言をいただいてきたので、今回のお話は職員にとって、とても興味深いものでした。まず「遊びの中に学びがある」「子どもは環境に誘われて遊ぶ」というところで、環境は、人間の心理学に深く結びついていて発達に必要不可欠である、ということがわかりました。そして、園においては「子どもの思い」「保育者の願い」この二つが結びついて家庭ではできない文化を育む、ということもおっしゃっていました。また、保育がやりにくい、生活しにくい、という時には、「遊びを生み出す5つの要素」…(時間、モノ、コト、ヒト、空間)これらを見直すということもしていきたいと思いました。今回は、室内での環境についてのお話が主でしたが、保育の先輩たちに教えていただいてきた「太陽と水と土が子どもを育てる」という自然のもたらすものの偉大さに感謝し、この和合の自然(神さまがお造りになったもの)を、保育にどう活かしていくのか、も同時に考えて進んでいきたいと思います。「保育は子どもと共に夢を描くもの」という細田先生のことばを心にとめ、子どもの「今、ここ!」を大事にできる保育者集団でありたい、と決意も新たにしました。
年度末研修の最後には、こども園めぐみの内藤園長より、「キリスト教保育とは…」というお話をいただきました。「子どもは神様からのいちばん美しい贈り物である」「神の愛は無限大であり、一人ひとりに注がれている」「愛は忍耐強い」という言葉が深く心に残り、めぐみ保育園だけでなく、姉妹園である「こども園めぐみ」の職員とも思いを一つにし、歩んでいきたいと思いました。
さあ、様々なものに出会い、何かを見出し、共に喜び、未来を造っていく…そんな一年にしていきましょう。子どもたちも保護者の皆様も、職員も、一人ひとりがこの世に生まれてよかった、ここに自分の居場所がある、そこで個々の能力を発揮する、という園になれますよう、一日いちにちを大切に過ごしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
新しい一年が、皆様の上に、あたたかく降りそそぐ春の日差しのような一年となりますように…