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ごあいさつ

総看護部長 内田明子

    人は誰でも,健康で幸福でありたいと思っています。美味しいものを食べたり、好きな場所へ移動したり、入浴・排泄・更衣、ゆっくり眠るなど、生きていく上で必要な日々の当たり前の営みを、少しでも失うことはとても大きな苦しみになります。私たち看護者には、病気を持つ患者さんやご家族の不安、嘆き、焦り、憤りなど,精巧な機器であっても映し出すことのできない部分にも気づける感性が必要です。さらに看護者は、患者さん自身が本来持っている生きる力を信じ尊重し、患者さん自身が病気に向き合うことができるよう看護の力を注ぎたいと思っています。 

    高度化、複雑化する医療現場にあって,医療は科学的根拠を基盤に実施されていますが、健康的で幸福でありたいという人間の普遍的ニーズに応える「癒す・支える」という医療において、科学は、その基盤であるヒューマニティに代われるものではありません。ヒューマンケアは人の手によって行われ、人は人の手によって支えられます。苦難の多い不自由な時期ですが、自らの専門職としての使命を忘れず、自分のことのように人の命を大切にし、人格を尊重し、患者さん中心の医療を守り続けることが、現代のチーム医療における看護者の大きな役割であると考えます。

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