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特定看護師


特定行為に係る看護師の研修制度

2015年10月1日に施行された制度で、さらなる在宅医療等の推進を図るため、看護師が医師又は歯科医師の判断を待たずに一定の診療の補助などが行えるよう、その行為を特定し、手順書によりそれを実施する場合の研修制度を創設し、その内容を標準化することにより、今後の在宅医療等を支えていく看護師を計画的に養成していくことを目的としています。

■参考
【厚労省HP】特定行為に係る看護師の研修制度

【日本看護協会HP】

特定看護師とは

特定行為に係る看護師の研修制度を修了し、医師又は歯科医師の判断を待たずに、医師・歯科医師があらかじめ作成した手順書に則って、一定の診療の補助(例えば脱水時の点滴(脱水の程度の判断と輸液による補正)など)を行うことの出来る看護師。


当院の特定看護師

■特定行為区分 血糖コントロールに係る薬剤投与関連・栄養および水分管理に係る薬剤投与関連
■特定行為       インスリンの投与量の調整・持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整・脱水症状に対す
                      る輸液による補正

◎高橋 弥生(糖尿病看護認定看護師、特定看護師(慢性疾患管理モデル:糖尿病ケア))

  現在、日本では少子超高齢社会が加速し、様々な病気を抱えながら生活する方が増えています。なかでも糖尿病が強く疑われる方は男性19.7%、女性10.8%と判定され、2009年以降でもっとも高い数値が示されました(2019年国民健康・栄養調査)。
  糖尿病は、がんや心疾患、脳卒中など多くの病気を併発することもあり、最近では、COVID-19感染症の重症化にも糖尿病の有無が影響すると言われています。
  さらに、糖尿病は手術や検査、他の病気の治療(抗がん剤やステロイド剤の投与など)に対し相互に影響します。
  例えば、手術が早期に必要な病状でも血糖値が高い場合、まずは血糖値改善のための治療が優先され手術が延期となったり、手術を実施しても傷のくっつきが悪くなったりすることがあります。そのような場合でも、私は認定看護師の資格を持つ特定看護師として、主治医やスタッフと協働し、速やかに血糖値を改善し、必要な治療を適切に受け、最大限に効果が得られるよう最善を尽くしております。
  さらに、インスリン自己注射などの薬物療法など血糖管理方法が複雑になった場合、ご自身での管理が難しい高齢の方などは、慣れ親しんだ場での生活が継続できなくなることもあります。そのような時でも、近隣のクリニックや訪問看護師などと連携し、治療継続のために望む生活の場を変更することがないよう、お一人お一人の生活スタイルに応じた治療方法の提案や支援を心がけています。


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