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~病院ブログ~


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2017年1月

フィジカルアセスメント研修がありました!

新人看護師を対象とした、フィジカルアセスメント研修がありました。
この研修では、講義やグループワークを通して患者さまの全身状態をより深く観察する方法や視点などを学ぶことが出来ました。看護師は様々な疾患を持った患者さまの状態を観察していかなければなりません。
その中で、どのような状態が異常であると判断されるのか、どのような症状が出現すると危険なのか、を把握しておくことは重要であり、今回の研修を通してそれら人の身体の反応について学びを深めることが出来ました。
またグループワークで一つの事例に対して話し合い検討していくことで、それぞれの病棟で働いているスタッフの様々な視点からの意見を得ることができ、看護を行う上でのチームの重要性もまた感じることが出来ました。

私たち看護師は入院中の患者さまに一番多く接する職業であり、その役割として、全身の状態を観察していくことはとても重要であると改めて感じました。入職して約8か月が経ちましたが、まだまだ知識が不足していると実感したと共に、さらに学びを深めてより良い看護を行っていけるよう、今後も努力していこうと感じた研修になりました。

2017年1月30日 看護部T

第3回 リハビリ講座を開催しました!

リハビリテーション室ではメディカルスタッフを対象としたリハビリ講座を定期的に開催しています。

今回は「摂食嚥下講座~初級編~」と題して、当院ST(言語聴覚士)が講師になって、実技講習を中心に実施しました。
看護師、看護助手を中心に多数の方に参加していただきました。
実技ではゼリーを使った食事介助の方法、お菓子を使って飲み込みの悪い方の疑似体験などが行われました。
参加者からは「この方法なら確かに飲みやすい!」や「飲み込みにくいのって、こんなにツラいんだぁ」などの声が聞かれ、みんなで楽しく学ぶことができた、あっという間の60分間でした。
リハビリテーション室では今後もバラエティー豊かなリハビリ講座を開催していきます。
メディカルスタッフ、看護師の就活生のみなさん、当院で一緒に勉強してみませんか?
お会いできる日を楽しみにしています!

2017年1月27日 医療技術部W

【メタボゼミナール⑩】全米が太った!

全米あげて脂肪悪玉説を根拠にした食事指導を開始したのですが、その詳細な内容は、National Cholesterol Education Program (NCEP)にまとめられています。
その概要は、
  1. 炭水化物の比率を55-60%に増やす。
  2. 脂質の比率を40%から30%に減らす。
  3. 飽和脂肪酸を10%に減らす。
  4. コレステロールを1日300mgに減らす。
  5. 砂糖、塩分を減らす。
というものです。

いま見てもとても良さそうな気がしますし、今なおこの考えに従って栄養指導している団体もあります。
アメリカの人々も信じて疑いませんでした。なんといっても、当時の栄養学の最新理論を用いて策定されたプログラムです。TIME紙を始めとするマスコミや産業界を巻き込んだ大規模なキャンペーンなども行われました。動物性脂肪(飽和脂肪酸)が悪いものとされたため、植物性脂肪の摂取量が大変増えました。バター・ラードは身体に良くないので、マーガリンやキャノーラ油に代えましょうという流れもこのころから始まりました。牛肉や卵、チーズの摂取量は減り、パスタや穀物、芋のようなデンプン質の野菜、果物の摂取量が増加しました。統計では30年間で、総カロリーに占める脂肪摂取比率が36.9%から32.8%と4.1%減少、糖質摂取比率が42.4%から49.0%と7.6%増加し大きな成果をあげました。これでアメリカ人がみんなスリムで健康になれれば万々歳だったのですが、なんとアメリカ人の1/3以上が肥満になるという恐ろしい事態になってしまいました。アメリカの州別の肥満率の変化を下の図に示しますが、ほぼアメリカ全土で肥満者の割合が激増しています。さらに肥満が原因の一つと考えられている2型糖尿病の患者さんも166%増加しました。
いくら何でも異常事態です。なにが悪かったのでしょうか?

(続く)

2017年1月25日 診療部U

ペンキ塗りたて!

当院開院以前からの歴史と伝統があり、患者さんやスタッフの汗と涙が滲みこんで年季の入ったリハビリテーション室の壁。
「患者さんの気分が明るくなるように綺麗にしたい!」という数年来の願いがついに叶う時がきました!

当日は防護服に身を包み、施設課の皆さんとリハビリテーション室スタッフが力を合わせ、広大なリハビリテーション室の壁という壁を塗って塗って・・・
ペンキが足りなくなるまで一心不乱に作業をした結果、味のある仕上がりになりました。

患者さんの評判も上々で、明るく楽しそうな声がリハビリテーション室に響き渡るようになりました。
生まれ変わったリハビリテーション室で一緒に働いてみませんか?

2017年1月23日 医療技術部W

『ミニチンゲン菜の収穫!!』

12月上旬、いっそう寒さを感じる冬晴れの日患者さまにミニチンゲン菜を収穫していただきました!

自宅でも行っていた畑仕事。
「昔は菜っ葉なんかを植えましたね~」「虫に食べられるということは良い野菜の証拠ですね」など終始楽しそうな様子♪
大根もやっと芽が出はじめました。成長が楽しみです!
では、次回のブログもお楽しみに!

2017年1月20日 医療技術部S

【メタボゼミナール⑨】脂肪を減らしてスリムになりたい

さて、前回脂肪組織の2面性を説明しました。
内臓脂肪の凶悪化の防止は、結局のところ「肥満にならなければOK」という話になります。しかしこれでは本末転倒というか、因果関係が全く不明になってしまいます。
そこで、肥満防止のための食生活に注目してみましょう。どんな食事をすれば社会全体として健康になれるのか、1970年代からこの問題に真っ向から取り組み、壮大な社会実験を行った国がありました。第1話で話題にしたアメリカです。1950年代にアメリカミネソタ大学のアンセル・キーズ博士がバター、チーズ、赤身肉に多く含まれる飽和脂肪酸は、血液中のコレステロール値を上昇させ、その結果、狭心症や心筋梗塞など冠動脈疾患の原因になるという説を主張しました。これが脂肪悪玉論の始まりと言われています。1957年から7つの国(アメリカ、日本、フィンランド、オランダ、旧ユーゴスラビア、イタリア、ギリシャ)で疫学調査を行い、1970年代まで行われました。食文化と冠動脈疾患の関連を検討した世界初の国際共同研究です。ストレートすぎるネーミングなのですが、「セブンカントリーズスタディ」として知られています。そしてこの研究にて最終的に自説の正しさを証明したと主張しました。アメリカ人の健康向上・医療費抑制のため1977年にアメリカの上院でジョージ・マクガバン上院議員が提出した「マクガバンレポート」において脂肪悪玉説を採用しています。その内容は高カロリー、高脂肪の食品つまり肉、乳製品、卵といった動物性食品を減らし、できるだけ精製しない穀物や野菜、果物を多く摂るようにというものでした。
そんな訳でアメリカ政府は公式に、健康のために油を控えるような指導をする方針を固めました。
アメリカ全土あげての脂肪減量作戦でアメリカ人は健康になれたのでしょうか?

(続く)

2017年1月18日 診療部U

年末の大掃除!

年末にリハビリスタッフ総出で、リハビリテーション室・
スタッフルームの大掃除を行いました。
1年間お世話になった物品達に心を込めて、みんなで磨き上げました!!
あんなことや、こんなこともあったね~と話しながら、約半日ほどかけて行いました。
途中、水漏れがあり床がびしょびしょになってしまうハプニングがありましたが、みんなでわいわい楽しく掃除をしました!

2017年、また新たな気持ちで頑張りたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします!

2017年1月13日 医療技術部T

新人看護師がメンバーシップ研修を受けました!

今回の研修では「看護チームにおけるメンバーの役割」を理解する為に、学生時代以来のプロセスレコード(ある場面の他者とのやりとりを、自分のその時の思いを含めて書き出す記録)を持ち寄り、皆で意見を出し合いながら思いを共有し学びを深めました。私たちは仕事をする上で、医師や栄養士、薬剤師、理学療法士など様々な職種の方とチームとなり、患者さんに医療を提供します。チームの中でより良い看護を発揮する為にはメンバーシップが大切ですが、そのメンバーシップには伝える力が大切です。プロセスレコードを検討していく中で、意外と皆、自分の感じたこと、思っていたことを言葉や文章にするのが難しいのだと知りました。改めて自分の感じたことを皆と振り返ると、「その気持ちは相手に伝えてもいいよね」と自分の考えや気持ちを相手に知らせる大切さに気づきました。それと同時に、相手の気持ちを聴く姿勢も重要だと再確認しました。どう伝えたら正しく伝わるかな、相手も不快にならず伝える方法は何かな、その人とのより良い関係を築く姿勢や一言は何かな、など、一日かけて一人一人の事例をじっくり考え検討することができました。
私たちは患者さんとその家族の想いや感情を受け止めていく仕事です。その為には自分の感情も上手にコントロールし、患者さんやチームメンバーと良好な関係を築きながら看護していく大切さが学べた研修でした。

2017年1月4日 看護部H

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