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~病院ブログ~


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2017年2月

第2回リウマチ膠原病診療連携フォーラムを開催しました!

交流会にて 右からリウマチ・膠原病内科 山田先生、同じく伊東先生、
整形外科 竹下先生、宮川整形外科医院 宮川先生

「第2回リウマチ膠原病診療連携フォーラムを開催しました」
1月17日(火)19時30分より「第2回リウマチ膠原病診療連携フォーラム」をホテルニューグランド本館にて開催しました。
リウマチ・膠原病内科 伊東医師は【紹介患者の転帰報告とアバタセプトの使用経験】、整形外科 竹下医師は【人工膝関節・股関節置換術と地域連携】の講演をしました。
当日は日頃お世話になっている先生方に多数出席していただき、その後に開かれた交流会でも活発に意見交換がなされ、充実した連携会となりました。

2017年2月17日 事務部K

第10回 関東聖隷放射線部合同学術大会が開催されました!

2017年1月28日、当院にて関東聖隷放射線部合同学術大会が開催されました。
この大会は通称、関東学術大会といい聖隷福祉事業団の運営する病院の中で関東に位置する病院である、聖隷佐倉市民病院と、聖隷横浜病院の放射線課が合同で行っている学術大会です。今年でなんと10回目の開催となります。毎年交互の施設で開催されるため、今回は横浜での開催となりました。
節目の10回大会ということで多くの来賓の方々に参加していただきました。特別講演として、聖隷福祉事業団 日下部行宏常務理事に講演をしていただきました。
演題発表はその年入った新人職員(中途者も可)が担当し、この関東学術大会が初めての研究発表という人も多く、発表経験を積む、とても良い場となります。
関東合同学術大会が終わりましたら恒例の蘭苑飯店で懇親会です。ワンフロア貸切にし、みんなで親睦を深めながらお酒を酌み交わします。今後も他施設の方との交流の場である学術大会を大切にしていきたいと思います。

2017年2月16日医療技術部 S

リハビリの研修に行ってきました!

真ん中が当院のリハビリスタッフです、、、
少々緊張しています。。。

先月、聖隷三方原病院で心臓リハビリテーションの研修をさせて頂きました。
聖隷三方原病院は、静岡県浜松市にあるベッド数934床でドクターヘリの活動や24時間体制で高度な救急医療を行う「高度救命救急センター」に指定されている地域医療支援病院・3次救急指定病院です。
横浜病院も大きいですが、さらに大きかったです。
研修では、心臓外科の手術後のリハビリや心肺運動負荷試験など当院では経験できない貴重な体験をさせて頂きました。今後の当院のリハビリに活かしていきたいと思いました。またリハビリの内容だけでなく、他職種との連携が徹底していました。カンファレンスを見学しましたが、チーム内の連携がとれていることで早期退院につながることを学びました。研修をさせて頂き、今後まだまだやらなければいけないことを見つけることが出来ました。
聖隷三方原病院スタッフの皆様。ありがとうございました。

2017年2月15日 リハビリテーション室

2月3日は節分!

2月3日は節分!
ということで、リハビリスタッフで業務後に豆まきを行いました!!
基本、「鬼は~外!!」で豆をたくさん投げて退治しました。

2017年2月14日 事務部M

この後、鬼たちは山へと逃げ帰りました☆☆

ランチ会へ、ボランティアさんをご招待!

先日、当院に登録されているボランティアさんをお招きし、ランチ会を開催しました。

当日はお昼ご飯を食べながら、日頃の活動中の出来事や新外来棟の建築計画についてのお話で盛り上がりました。「利用者の方や職員からの声掛けが嬉しい」「とてもやりがいを感じています」と話してくださり、大変嬉しくありがたいと感じました。
ランチ会終了後には各職場の課長が集まる会議の中で、表彰式を行いました。
今回は、活動時間が500時間・300時間・100時間達成された3名の方に感謝状と粗品の贈呈を行いました。

500時間達成された方は、週に2回総合案内を担当してくださっています。
ベテランのボランティアさんで、利用者の声でお礼の投書がくるほど信頼されています。
ボランティアさんについては当院の広報誌「聖隷よこはま」2017年1月号の中でも、ご紹介させていただいておりますので、ぜひご覧ください。

2017年2月13日 事務部M

薬剤師学術大会で優秀賞!!!

1月15日にパシフィコ横浜・会議センターにて行われたかながわ薬剤師学術大会に参加しました。
この大会は神奈川県薬剤師会と神奈川県病院薬剤師会の協力により共催開催されており、今回で15回目の開催となり過去最高の参加人数を記録しました。日々の業務より得た新しい知見や業務改善に関する成果などを発表・討議することにより、相互に学術・技術の向上を目指し薬物治療の向上及び高度医療に貢献、そして安心と安全な医療の確保と提供に努めていくための大会です。
演題発表は例年、2年目薬剤師が担当しています。この学術大会が初めての研究発表という事もあり緊張していましたが、意見交換している姿は、1年目の頃と比べても、成長したんだなぁと見て取れるぐらいでした。後輩が成長した姿はうれしいものですね。何を隠そう1年前は自分もこの学術大会に参加しましたが、先輩方にそう思ってもらえたのかなぁ…。
この学術大会は、‟大会“という事で良い演題発表には賞が贈られるのですが、
なんと…なんと‼聖隷横浜病院が優秀賞を取ることが出来ました!前回からの継続した業務が評価されての2年連続の受賞でした。日々の忙しい業務の中、この学術大会に向けて頑張って準備してきたのを見てきたので、重ね重ねうれしく思いました。ホントにおめでとう。過去にも3度優秀賞をいただいていますが、今回の受賞で我々薬剤課全体の士気がさらに高まったと思います。次年度の2年目薬剤師も頑張ってほしいと思います。

2017年2月10日 医療技術K

聖隷ナーシングセミナー&病院見学会を開催しました!

当院のスタッフが講師をする看護学生の皆さんを対象にしたナーシングセミナーと病院見学会が一緒にプログラムされたこの企画は、今回で4回目の開催となりました。今回は23名の学生の方々の参加があり、ナーシングセミナーのテーマは「腎疾患について」でした。
当院の内田総看護部長が日本腎不全看護学会の理事でもあるので、「腎臓の機能と腎不全について」を「看護」目線から解説して頂き、その後当院の血液浄化センターのスタッフによる「透析看護」の基本と事例を基にした解説、そして栄養士による「栄養管理」を同じ事例で振り返りました。学校の授業とは違って、事例を中心に関わった専門部署がどのように介入していったかの点で解説したので、興味がちょっと持てたのではないでしょうか。
講義後は、実際に透析治療をされている血液浄化センターの見学と低たんぱく食などの試食を体験して頂きました。
プログラムのその後は、小グループに分かれ、各職場の先輩が誘導・案内をして院内見学を行いました。1時間ほどでしたが、案内担当の先輩に、当院の特徴や職場の雰囲気などを聴くよい機会になったようです。
そして、見学後は座ってお菓子を食べながら先輩たちとの茶話会。「当院に就職を決めた理由は?」、「夜勤の回数は?」など、先輩にとっても久しぶりの“初々しい気持ち”を思い出すインタビューとなっていたようです。

このようなナーシングセミナー&病院見学会は、夏休みバージョンと年明けの冬バージョンの年2回の開催を計画し実施しています。また、来年度の企画を準備していきますので、お知らせを楽しみにしてお待ちください。多くの参加をお待ちしています。

2017年2月9日 看護部 Y

てんかん包括医療セミナー開催

1月17日(火)19時より、「てんかん包括医療セミナー」を崎陽軒本店 会議室にて開催しました。
当院でてんかん専門外来を担当している藤本 礼尚(ふじもと あやたか)医師より【てんかん診療における現状とその対策】を講演致しました。今回の講演会を通して、聖隷横浜病院でてんかんの専門診療ができることを近隣医療機関に理解してもらい、より幅広い脳疾患に対応ができることを知ってもらうことを目的としました。
司会に藤本医師と同時通訳研修で古くから交流のある、横浜市立大学附属市民総合医療センター 脳神経外科部長 坂田勝巳先生をお迎えし、当院地域連携・相談支援センター 金子絵里香課長より地域連携を中心とした病院紹介と、草薙安毅診療看護師より診療看護師の役割と取組みについても講演致しました。
当日は32名が参加し質疑応答も活発に行われ、てんかん診療が地域医療のニーズとして注目されていることが確認できる盛況な会となりました。
今後も定期的に開催し、さらにこの輪を広げ、より多くの医療機関からのニーズに応えられるよう貢献していきたいと思います。

2017年2月8日 事務部Y

【メタボゼミナール⑫】本当に脂肪は悪者なのか?

ここまでの話をまとめてみましょう。
まず、イスラエルで行われた「DIRECT Study」では、300人、2年間の体重減少効果は、低炭水化物食>地中海食>低脂肪食という結果でした。なにより、低炭水化物食は食べる量の制限がありません。好きなだけ食べても炭水化物(糖質+食物繊維)を制限することができれば、食事量を減らす方法よりもやせられることが証明されました。
また、アメリカの30年間の肥満率の激増は“間違った栄養指導”の恐ろしさを如実に物語る結果となっています。また、脂肪の摂取量を減らす食事をしたとしても心疾患、脳卒中、一部のがんなどを予防することができないことが、研究から証明されてしまいました。

今だから言えることなのですが、
National Cholesterol Education Program (NCEP)の概要
  1. 炭水化物の比率を55-60%に増やす。
  2. 脂質の比率を40%から30%に減らす。
  3. 飽和脂肪酸を10%に減らす。
  4. コレステロールを1日300mgに減らす。
  5. 砂糖、塩分を減らす。

のうち、5「砂糖、塩分を減らす」以外は全て間違いだったのです。

多くの人が「そんな馬鹿な!?」と思うかもしれませんが、事実なのです。
だからこそ、今、栄養学の世界が激動の時代と言われているのです。
しかし、いまなお、古い考えに固執している人もいます。多くの教科書や動脈硬化学会のガイドライン最新版においても、堂々とNCEPと同じことが記載されています。自分もつい先日までそのことを知りませんでした。今はインターネットの普及により、情報過多の時代と言われています。しかし多くの情報の中で、何が事実で何が事実でないか判断することが非常に難しいのです。さらに医学界と産業界(製薬会社、食品メーカーなど)の様々な利害関係が絡まり、とても複雑になっています。
複雑な事象ではありますが、「私」というフィルターを通して、いま正しいと考えられていることを述べていきたいと思っています。

(続く)

2017年2月8日 診療部U

Y-CIRCLEに参加してきました!

先日、「横浜脳卒中・リハ連携研究会」、通称「Y-CIRCLE」に参加してきました。

「Y-CIRCLE」とは、横浜地区の急性期病院・回復期病院等のスタッフが一同に介し、脳卒中に関する情報の共有と症例の検討の場となっています。今回で第16回目の開催とのことでした。参加者は、医師・看護師・リハビリスタッフ・社会福祉士など多職種で、様々な方面からの情報を得ることができました。

今回は、同一症例について急性期病院と回復期病院のそれぞれが発表を行う「症例リレー」での発表を実施しました。
また、脳卒中治療の権威である北里大学医学部神経内科学の西山和利先生から「心原性脳塞栓症の最新治療についての特別講演」を聞くことができました。
研究会終了後には懇親会が開催され、他病院の医師・スタッフと情報交換を行うことができ、夜の遅い時間でしたが、たいへん有意義に過ごすことができました。当院でも、脳卒中症例に関わる機会が多いため、今後の臨床に生かしていきたいと思います。

就活生のみなさんも、Y-CIRCLEでの症例発表を目指してみませんか?

2017年2月1日 医療技術部K

【メタボゼミナール⑪】脂肪を減らせば健康になれるのか?

脂肪悪玉論に基づいた食習慣の改変で、アメリカでは肥満率や2型糖尿病の有病率が激増してしまいました。
しかし、それ以外のことでは何か変化はなかったのでしょうか?
このことに対する一つの答えがあります。
2006年にアメリカ医師会雑誌に発表された研究です。
これは50〜79歳の看護師さん48835人を2つの群に分け、介入群には8.1年にわたって「総脂肪摂取量を減らし、野菜、果物、穀物を増やす」ことで心疾患や脳卒中、乳がん、大腸がんなどの発症が抑えられるかどうか検証した研究です。恐らく、頑張って食事の制限をすれば健康になれるものと予想して、始めた研究だったに違いありません。本物の論文ではグラフ化されていないものもあるので、奥山治美先生の著書から引用したグラフを掲載しています。左に食事からの各栄養素摂取量の変化をしめしていますが、流石は医療関係者の方々の集団なので、目的とした食事指導がバッチリ効いているのがわかると思います。そして、その右に病気の発症と死亡の危険度を示していますが、全然効果が無いことがわかります。大腸がんについてはもう一つのグラフに示していますが、これも同じように全く影響がなかったことがわかります。
頑張って食事制限したにも関わらず、これっぽっちも健康になれなかったのです。
「健康に良さそうな食事をしている!」という気持ちによる、プラセボ効果さえ無かったという悲しすぎる結果であります。

(続く)

2017年2月1日 診療部U

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