食後のお楽しみ「実習生の手づくりデザート」

食後のお楽しみ「実習生の手づくりデザート」

食後のお楽しみ「実習生の手づくりデザート」

 宝塚エデンの園では年6回前後、将来栄養士の道を目指す大学生の臨地実習を受け入れています。全5日間ある実習のうち1日は、実習生が考えつくったデザートが昼食にてふるまわれます。実習生がデザートの案をいくつか考え、食事サービス課職員と献立のバランスや作業工程を相談しながら、1つのデザートが決定します。「いつもと違った雰囲気のデザートが食べられるからいいね。」とご入居者も楽しみにしています。


 待望の実習生手づくりデザートの日、今日は「ミルクプリン~柿ソース添え~」。食堂に入ると実習生が明るくお出迎え、デザートの案内を手渡ししてくれます。案内には「やさしい味のミルクプリンに、柿ソースをあわせました。カルシウムとビタミンC豊富なデザートです。」と書かれてありました。

 今日の献立は、釜揚げしらす丼・ひじき煮・小松菜としめじの和え物、手づくりデザート。たっぷりのしらす、金糸玉子、薬味のねぎがタレとマッチしていて、箸が止まりませんでした。
 最後にお楽しみのデザート。柿のつぶつぶとして食感が楽しめるソースがやさしいミルクプリンに絡まりもっと食べたくなる美味しさでした。
 食器を返しにいくと、実習生がご入居者に感想を聞いていました。「甘さが足りなかった。」「あっさりしておいしかった。」「私には甘すぎたけど柿の食感がよくておいしかった」などの意見に、真摯に向き合う学生さん。食べた人の生の意見を直接聞くことができるのも実習の醍醐味なのだと感じる場面でした。
 次回の手づくりデザートも楽しみです。