UKEblog(No.026):脱!蛙化現象
UKEblog(No.026):脱!蛙化現象
先日、映画ゴールデンカムイ実写版を観てきました。原作のマンガを読んでいたわけではありませんが、友人達の間で話が盛り上がっていましたので興味本位で観てみました。スケールが大きくシリアス且つコミカルな作品で見入ってしまいました。アイヌ民族の言葉や生活、文化を垣間見ることができ新鮮で良かったです。やはり映画はいいものですね。
先週アメリカニューヨーク市が、若者の精神面での健康に悪影響を与えているとしてTikTokなど5つのSNSを運営する各社に損害賠償などを求めて提訴したという報道がありました。ニューヨーク市は「これらのSNSが「いいね」などの見返りを求める仕組みや、個人をターゲットにした広告の提供などによって依存性を高め、若者の精神面に悪影響を与えている」と主張しています。
まさに私も最近「SNSは中毒だ!」と強く思い憂いていた最中でした。(娘を見ながら笑) また、現代は情報を即座に共有し交流することが容易な世の中となる一方で、理解不足や不寛容さ、さらには攻撃性も見られ悲惨な結末を迎えてしまうことさえあります。「蛙化現象」という言葉がZ世代の流行語ランキング1位になることもSNS時代の象徴なのだと思います。
映画やドラマ、アニメ、書籍は様々な感情や体験を与えてくれます。想像力や感情が刺激されて新しい視点や考え方を得ることもできます。相手を表層のみで捉えてしまいがちなSNS時代、積極的にスマホから手を離して、ゆっくりと他者の経験や感情に共感し深く理解することが、忙しい今の時代にとっても大切で必要なことではないでしょうか。なんて思いながら北海ラーメンすすき野でコーンバターラーメンをいただいて帰りました。ヒンナヒンナ。