UKEblog(No.033):暑さ寒さも彼岸まで
UKEblog(No.033):暑さ寒さも彼岸まで
残暑が本当に厳しい日々が続いてましたが、昨日は今シーズン初めて冷んやりとした空気を感じることが出来ました。雲も秋の雲に変わってきたように思います。長く厳しい夏がようやく終わりそうですね。
やっとこの猛暑地獄から抜け出せる!そう思うだけで、何だか心身の調子が良くなった気がします笑。
「人の体と気候には密接な関係がある」という考えは古くからあるようで、中国では古来より「天の邪気を感ずれば、すなわち五臓を害し、水の寒熱を感ずれば六腑を害す。地の湿気を感ずれば、すなわち皮肉筋脈を害す」(中国最古の医典「素問」より)と言われており、またギリシャのヒポクラテスは2,500年も前に、健康と気象の関係について説いています。
体の変化と気象現象を科学的に解明しようと誕生したのが「生気象学」という学問だそうです。生気象学の研究は特にスイスやドイツで盛んに行われ、1952年にはドイツの気象庁が「医学気象予報」なるものを発表し、週末をのぞく毎日発表されるようになっているそうです。(日本でも、医学気象予報のサービスを行っている民間の気象予報会社があるようですので、参考にしてみるのもいいかもしれません。)
「人は自然の一部」なんですね。
さて、暑さ寒さも彼岸まで。食欲の秋、スポーツの秋、美味しいものをたくさん食べて、適度に身体を動かして、短い秋を楽しみたいと思います!
季節の変わり目となりますのでくれぐれも体調にはお気を付けください。
秋の雲と天使の富士山 横浜にて