UKEblog(No.45):誰がために
UKEblog(No.45):誰がために
2025年が終わろうとしています。2025年は皆さまにとってどんな年だったでしょうか。今年の漢字は「熊」でしたが、(私は「米」と予想しましたがはずれました笑)少し振り返ってキーワードを挙げると、「物価高騰」「人手不足」「トランプ関税」「自然災害の頻発化」「社会インフラの老朽化」「特殊詐欺」「凶悪事件」。
なんだか暗いワードばかりですね。それでも「関西・大阪万博大盛況」「聖隷クリストファー高校甲子園初出場」「イチロー選手米野球殿堂入り」「日本で初の女性総理大臣誕生」(期待を込めて)と明るい前向きな話題もありましたね。2026年はもっと明るいワードが増えますように。
さて、12月は多くの国でGiving December(寄付月間)とされています。日本でも2015年に日本ファンドレイジング協会などが中心となり寄付文化の醸成を目指した啓発キャンペーン「寄付月間」として始まりました。「一年の終わりに、未来を考え寄付をしよう」という温かいメッセージが込められています。
“Giving”は、英語圏では「寄付」や「奉仕活動」を表す言葉として使われています。イギリスのチャリティーズ・エイド財団(CAF)の統計「世界人助け指数(World Giving Index)」によると、世界の成人人口の73%の43億人が、「知らない誰かのためにお金や時間、助けを与えた」そうです。ちなみに、世界で最も「人助け指数」が高いのはインドネシアで、連続7年1位の座をキープしている一方で、日本は142カ国中141位となんとも意外で残念な結果です。(2024年発表)日本は長年先進国の中で最下位、全体でも万年ビリグループということです。
日本では、奈良の大仏が寄付によって建てられているように古来より寄付文化はありました。1995年の阪神淡路大震災ではボランティア元年とされボランティアの認知度が大きく高まり、2011年の東日本大震災以降の災害時には沢山の人が寄付やボランティア活動に参加し、社会全体の寄付への関心が大きく高まり寄付自体は増えているようです。(増えている寄付の多くはふるさと納税ですが)それでも世界基準には追い付いていない状況です。
人は寄付をすると幸福感が高まることが、世界でも様々な研究で示されています。
また、「寄付された人」より「寄付した人」の幸福感の方が高いとの報告もあります。
12月は誰かのために“Giving”で温かい気持ちになって新年を迎えたいと思います。
それでは、良いクリスマス&良いお年を!
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