ユズリハの刻~E棟解体に伴うイベント~①

ユズリハの刻~E棟解体に伴うイベント~①

ユズリハの刻~E棟解体に伴うイベント~①

開設46年を迎えた宝塚エデンの園は2033年の全体完成に向け、最初に着工するE棟で、解体前に宝塚市消防本部・西消防署様による実践的訓練と記念イベントを2月26日(木)~28日(土)に開催いたしました。普段は見られない貴重な光景に包まれました。

ユズリハの刻とは

「宝塚エデンの園」E棟で紡がれた46年。歴史と共に過ごした豊かな時間を私たちは決して忘れません。若葉に命を託し、絶えず続いていく「ユズリハ」のように。地域の方々と育んできた温かな歴史と想いは、新しく生まれ変わる新E棟へと大切に引き継がれます。これまでの感謝を胸に、更なる安心と輝きに満ちた未来へ。これからも皆様と共に歩み続けてまいります。

※ユズリハ(譲葉)の由来
宝塚の山々にも自生するユズリハは、若葉が成長したあと、古い葉が場所を譲るように落ちることから、代々譲り続けて絶えない「継承」を象徴する縁起の良い木です。「親が子の成長を見守り、未来を託す」その姿は、私たちがこの場所で育んできた歴史、精神、そして温かな真心そのもの。その想いを込めて本イベント名を「ユズリハの刻(とき)」としました。

会場の様子

C棟1階に大型テレビを設置、2台のカメラとWebで繋ぎ、訓練の様子を視聴しました。会場には昔の宝塚エデンの園写真や広報誌、年表も展示しました。

会場の様子

開幕式

2月26日(木)朝10時、今回の会場となるE棟前に消防隊の方が並び、3日間の訓練始まりの開幕から始まります。整列し、号令と共に機敏に行動する様子は圧巻でした。

開幕式

消防隊による訓練視聴~居室入口をツールを使用し開錠する~

「部屋の中で火事が起こっているが、鍵がないため中に入って消火・救出活動ができない」という際に、部屋の玄関ドアをハリガンツールなどの器具を使用して破壊します。ポストから穴を広げて手を入れ中から鍵を開ける方法や、鍵のシリンダー部分のみの破壊する方法などの訓練をしていました。

消防隊による訓練視聴~居室入口をツールを使用し開錠する~

消防隊による訓練視聴~居室壁面でブリーチング訓練~

この訓練は隣の部屋に救助者がいるけれど、窓からも玄関からも入れない最終手段として隣の部屋から壁を壊して入室する訓練。救助者がいる部屋に有害な煙が行かないよう、ぎりぎりまで穴をあけず最後に一気に穴をあけて救出に入るそうです。

消防隊による訓練視聴~居室壁面でブリーチング訓練~

消防隊による訓練視聴~煙の流れ確認・ホース延長訓練~

居室に発煙筒を焚き、煙が充満した状態で窓や玄関の開閉によって煙がどのように流れていくかを見る訓練。中は危険なため途中で外に出ましたが、少し隙間が空くだけで大量の煙が廊下まで出てきました。次は消防車の水で放水、終わった後に居室に入るとあたり一面水浸しでした。恐らく1トンは放水していないとのこと、消防車内でどれくらいの水を放水したかがわかるそうです。

消防隊による訓練視聴~煙の流れ確認・ホース延長訓練~

消防隊による訓練視聴~暗闇での出火点探し、脱出訓練~

E棟のフロアに煙を焚いて暗闇の中で出火点を探し、消防隊自身の脱出訓練。2025年の道頓堀火災で亡くなられた消防隊員の事故を踏まえ、『隊員を守る為に行っています』の言葉が非常に深く心に残りました。
暗闇で現場が見えないため、消防車のホースや前後の人、床を這いつくばって帰還するという訓練でした。

消防隊による訓練視聴~暗闇での出火点探し、脱出訓練~

点火実験

E棟居室内で点火実験を行いました。奥の火が出ている方は普通のタオル、手前は防炎カーテンです。
タオルは2分経つ前に燃え尽きて真っ黒になってしまいましたが、防炎カーテンは2分30分以上火をつけても燃えず、溶けていくだけでした。今回の実験で防炎カーテンには効果があることがわかりました。消防隊の方からは「現場に行ってもカーテンだけが残っているというケースはないので、大きな火になると効果はありません。」と教えていただきました。

点火実験

デザートビュッフェ

2月26日(木)には食事サービス課手作りのデザートビュッフェをC棟ラウンジにて行いました。

デザートビュッフェ